ロマンスをさらに引き立てる!来週(6月2日~) BS・CS放送開始「超時空」韓国ドラマ4選
韓国ドラマの人気ジャンルといえばロマンスがその1つ。
トキメキたっぷりのストーリーがドラマファンから愛されてやまないが、そこに時空を超える物語がプラスされるとさらに魅力的に。
例えば、昨年の大ヒット作『ソンジェ背負って走れ』(tvN/2024)は、タイムスリップが主人公の男女の恋をよりドラマチックにした。
そこで本記事では、時空を超える設定がロマンスをさらに引き立てて、視聴者を魅了した作品を紹介する。来週から、BS・CSで放送される予定のラインナップだ。
単なるロマンスに終わらない、見応え抜群の作品ばかりだ。
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ブルーバースデー (PLAYLIST/2021)
『ブルーバースデー』は、日本に第4次韓流ブームを巻き起こしたのが記憶に新しい『愛の不時着』(tvN/2019)を手掛けたプロデューサーが指揮をとったファンタジーロマンス。10年前に死を選択した初恋の人が残した謎の写真を通じて、ヒロインが過去と現在を行き来する物語だ。
写真を燃やすと過去に戻るという独特な設定の時間旅行がストーリーの核。死の真実を知るために繰り返し過去に戻り、毎回起こる予期せぬ事件とどんでんがえしが視聴者を虜にする。
アイドルとしても人気を誇るイェリ(Red Velvet)とホンソク(PENTAGON)が主演を務め、爽やかな青春ラブストーリーのキラキラとした要素はもちろん、タイムスリップによってスリラー的緊張感まで楽しめる1作だ。
●キャスト:キム・イェリム、ホンソク、イ・サンジュン、キム・ギョリュ、ジュヒョン 他
●日本初回放送情報:ホームドラマチャンネル/2025年6月3日(火) 深夜0:15
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
九尾の狐とキケンな同居 (tvN/2021)
『九尾の狐とキケンな同居』は、タイムスリップやタイムリープをテーマにした作品ではないが、時空を超えたかのように生きる999歳の九尾狐(クミホ)と、いまどきの女子大生がひょんなことをきっかけに同居することになってはじまるロマンチックコメディー。
九尾狐が人間になろうと努力する過程や、九尾狐に扮したチャン・ギヨンとヒロイン役のイ・ヘリのケミストリーが見どころとなっている。
また、2人の間で交わされる契約書には、禁酒や禁煙など現実的なワードが並ぶが、その一方で999歳の九尾狐ならではのファンタジー要素が盛り込まれ、ジェネレーションギャップという言葉では終わらせられないエピソードの数々が観る者の笑いを誘う。非現実的設定とリアルがうまく調和した作品だ。
●キャスト:チャン・ギヨン、イ・ヘリ、カン・ハンナ、キム・ドワン、ペ・イニョク 他
●日本初回放送情報:KNTV/2025年6月5日(木) 後3:35~4:50
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
星から来たあなた (SBS/2013)
『星から来たあなた』は、400年前の朝鮮王朝時代に地球にやってきて取り残され、現代まで地球で暮らす宇宙人と、わがままなトップスター女優の切ないラブストーリー。中華圏を中心に、大ヒットした韓ドラ史に残る名作だ。
現代版『かぐや姫』のような世界観で、いつかは宇宙に帰らなければならない期間限定の恋が観る者の涙を誘う。地球外生命体と人間の恋愛というありえない設定に、なぜここまでドラマファンが魅せられたのか、実際にご覧にならなければ分からない魅力が。
また、宇宙人の持つ超能力が胸キュンシーンを作り出し、名場面として語り継がれるなど、ファンタジー要素がロマンスストーリーにおいて重要な役割を果たしている。
●キャスト:チョン・ジヒョン、キム・スヒョン、パク・ヘジン、ユ・インナ、シン・ソンロク 他
●日本初回放送情報:フジテレビTWO/2025年6月7日(土) 11:00~12:00
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
ゴー・バック夫婦 (KBS/2017)
『ゴー・バック夫婦』は、喧嘩が絶えず日常に疲れ結婚を後悔している夫婦が、ある日18年前にタイムワープして、もう1度20歳をやり直すことになって繰り広げられるラブコメディー。
子育てや家事、経済的な理由によっていつの間にか疲弊してしまった夫婦の現実的な葛藤やすれ違いを描きながら、過去に戻ることで当時の自分と向き合い、失敗した結婚生活と人生を振り返って、互いを理解し愛を再生していく過程が描かれている。
思いやりを忘れ、いつしか感謝の気持ちを持たなくなった夫と妻がどう変わるのか。また、人生をやり直すチャンスを得た彼らが選択した未来は何だったのか。最後まで目が離せない、胸を打つ作品になっている。
●キャスト:チャン・ナラ、ソン・ホジュン、ホ・ジョンミン、ハン・ボルム、イ・イギョン 他
●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年6月8日(日) 5:00 第1話先行放送
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
(ライター/西谷瀬里)