愛犬がお風呂を覗いてくるときの心理5選 伝えたいことがある？より愛おしくなる理由とは
なぜ…？お風呂に入ると愛犬がもれなく覗いてくる！？
1日の疲れを癒すお風呂タイムを、満喫する方も多いですよね。フーッと湯船で一息ついていると、愛犬がジッとこちらを見ていた、という経験はありませんか？
「うちの子、お風呂が苦手なのに…」「何か言いたいことあるのかな？」と疑問に思うこともあるかもしれません。
確かに可愛い行動ですが、なぜワンコたちは飼い主さんのお風呂を覗くのでしょうか？
愛犬がお風呂を覗いてくるときの心理とは？
1.居場所を確認するため
まず考えられるのは「ご主人様はどこ？」と居場所を確認するためです。さっきまで一緒にいたのに…と所在を知るために家の中を探し回ります。本能的にリーダーである飼い主さんを探しているのかもしれません。
お風呂場にいることが分かれば安心してその場を去るワンコもいれば、飼い主さんが出てくるまでドアのそばなど近くで待つワンコもいるでしょう。犬の個性によって対応が分かれるようです。
2.何をしているのか気になる
飼い主さんの居場所が分かったら今度は「何をしているんだろう？」と気になり始める犬もいます。さらに、毎日同じような時間に同じ場所へ行く飼い主さんを見て疑問に思っているのかもしれません。
気配やにおいで飼い主さんがそこにいることは分かっているものの、閉め切った扉はなかなか開かず中を確認できないため、一体何をしているのか気になっているのでしょう。
待ちわびて扉をカリカリとするワンコもいるようです。
3.飼い主の姿が見えず不安
寂しがり屋や甘えん坊な犬の場合は、飼い主さんの姿が視界から消えただけで不安に思うこともあります。少しでもそばにいたくてお風呂場の扉前にぴったりと張り付き、今か今かと出てくるのを待ちます。
お風呂場の前でウロウロと落ち着きがない、ときに寂しそうな声で鳴く…少し過剰とも思えるほど不安がるのであれば「分離不安」かもしれません。
エスカレートしてしまうと問題行動へ発展してしまうことも。思い当たることがあれば、一度愛犬との関係性を見直してみてください。
4.自分が苦手なため心配している
お風呂が苦手な犬の場合は、飼い主さんのことを心配して覗きにくることもあります。「あそこ(お風呂場)でイヤなことをされた」という記憶がしっかりと残っているため、リーダーであるご主人様の無事を確認したいという思いもあるでしょう。
自分のことを心配して覗きにきてくれていると思うと、なんだか嬉しくなりますね。
5.飼い主に伝えたいことがある
いつもはお風呂を覗きにくることはないのに、急にお風呂場までついてきたり何かを訴えるように扉をカリカリする場合は、何か伝えたいことがあるのかもしれません。
「散歩に行きたい」「お腹が空いた」という日常の要望であればさほど問題はありません。少し待っててもらうよう声掛けをすると犬もとりあえずは安心するはずです。
しかし飼い主さんのお風呂中に何か驚くようなこと、不安になることが起きた…という可能性も考えられます。聞きなれない音や大きな音が聞こえたのかもしれません。
愛犬の様子がいつもと違うと感じる場合は、念のため家の中を確認してあげましょう。「ご主人様がきてくれた！」というだけでも犬は安心します。優しく声をかけてあげてくださいね。
まとめ
犬がお風呂を覗く理由には、居場所の確認といった分かりやすいものから、飼い主さんを心配するといった微笑ましい理由まで様々です。
いずれにせよ「大好きなご主人様」を思っての行動だと思うと、愛犬がより愛おしくなります。
中には飼い主さんと離れることを極端に嫌がる分離不安症の可能性もありますので、日ごろから愛犬の様子を観察してくださいね。