【ガチ比較】看板メニューのグレーズドは「ランディーズドーナツ」と「クリスピークリームドーナツ」どちらの方が美味しいのか?
2025年5月15日、ロサンゼルス生まれの大人気ドーナツショップ『ランディーズドーナツ』の日本第1号店が東京・代官山にオープンする。
当サイトでもいち早くオープン情報をお届けしたが、結局のところ気になるのは「味」であろう。そこでランディーズドーナツの看板メニューで、とある検証を行うことにした。
・THE・アメリカンドーナツ
ランディーズドーナツの概要についてはこちらの記事をご覧いただくとして、今回はより「味」にフォーカスした内容をお届けしたい。前提として1つ言えることは「ランディーズは日本にほぼ寄せていない」ということだ。
例えば「アップルフリッター」には、バカほど砂糖がコーティングされており、その量はちょっと日本では考えられないほど。ただし、だからこそ美味しいのが『ランディーズドーナツ』のヤバいところである。
・人気No.1ドーナツ
さて、発表によるとランディーズドーナツには「伝説のレシピ」が存在し、ドーナツの作り方は創業当時からほぼ変わっていないんだとか。中でも1番人気なのが「グレイズドレイズド(360円)」だ。
ふんわり軽い食感の伝統的なイーストドーナツに、シュガーグレイズをコーティングした「グレイズドレイズド」は、いわばランディーズドーナツの看板メニュー。ランディーズドーナツの伝統を体現するドーナツでもある。
ところで「グレイズド」といえば、クリスピー・クリーム・ドーナツの「オリジナル・グレーズド(テイクアウト価格216円)」も無視できまい。こちらも「グレイズドレイズド」同様、イーストドーナツにグレーズをコーティングしたドーナツだ。
その完成度には定評があり、ミスド派でも「オリジナル・グレーズドだけはクリスピー」という方も多いハズ。当然、クリスピー・クリーム・ドーナツの人気No.1商品であると同時に看板メニューとなっている。
・対決
奇しくも「グレイズド(グレーズド)」が1番人気であり、看板メニューでもあるランディーズとクリスピー。ランディーズドーナツが日本に上陸した以上、避けて通れないのが「オリジナル・グレーズド」であろう。
というわけで、マスコミ向け試写会のお土産でもらった「グレイズドレイズド」と、クリスピー・クリーム・ドーナツの「オリジナル・グレーズド」を食べ比べ! より公平を期すため、今回は3人での食べ比べを行った。
で、実際に横に並べてみると「グレイズドレイズド」の方がかなりぶ厚いため、360円と216円ほどの価格差は感じなかった。コスパに関しては「ほぼ同等」と言っていいのではないだろうか?
・なるほど
そしていざ食べ比べてみると、なるほど……結構違う。同じ「イーストドーナツ + グレイズ」の構成とはいえ、味にはまあまあの差があった。
中澤「僕はランディーズの方が好き。理由は生地のボリュームがデカい分、小麦の美味しさを感じられるから。クリスピーはグレーズに生地が負けちゃってる気がする。ウマいけど」
亀沢「私もランディーズの方が好き。何て言うの? パンっぽさ? この食べ応えが私は気に入った。でもこれは好き好きなんじゃないの?」
サンジュン「俺はクリスピーだな。生地がよりきめ細かくてナメらか。さらにランディーズにはないモチモチ感もある。ランディーズもウマいけど、より軽いクリスピーに1票」
ご覧のように3人では2対1でランディーズに軍配が上がったが、これは亀沢の言うとおり「好き好き」が最も適切であろう。同じふんわり系ではあるものの、より軽いのがクリスピーで、厚みと食べ応えがあるのがランディーズだ。
・実力伯仲
逆説的に言えるのは「方向性は違うが、ランディーズのグレイズドもクリスピーくらいウマい」と言うこと。日本ではニューフェイスだが、クリスピー級の美味しさであること自体がスゴイことなのではないだろうか?
というわけで「看板メニューはどちらも美味しい!」とご記憶いただければ幸いだ。カラフルで見た目が楽しいドーナツも多いが、ランディーズドーナツでは1番人気の「グレイズドレイズド」もどうぞお忘れなく。
参考リンク:ランディーズドーナツ 、 クリスピー・クリーム・ドーナツ
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.