入場無料 市民団体の調査・研究成果を公開する「相模原市文化財展」 3月13日〜16日、ミウィ橋本で
「伝えていきたい相模原の自然と文化」と銘打った「第48回相模原市文化財展」が3月13日(木)から16日(日)までミウィ橋本インナーガーデン(緑区橋本)で開催される。市内で活動する文化財研究団体の研究結果や活動内容を市民に広く知ってもらうことを目的に、市の教育委員会が主催するもの。
期間中は各団体の活動内容を写真やパネルで紹介するポスター展示が行われ、最終日の16日には7つの団体による口頭発表会が開催される。
発表団体の「橋本の歴史を知る会」は「橋本郷土カルタ」を復活させ、地域の歴史と文化を市民に伝える活動を行っている。「津久井城市民調査グループ」は津久井城跡の発掘調査や出土品の整理・研究に取り組み、「相原の歴史をさぐる会」は城山ダム建設の背景や歴史を研究している。相模原市立昆虫館の設置を目指す「昆虫文化を子供たちに伝える会」も参加するなど、内容は多岐にわたる。
同展実行委員会の大貫英明実行委員長は、「参加団体の皆さんは相模原の自然と文化に関心を持ち、自身の生活を豊かにするため仲間とともに活動している。その成果を一人でも多くの方々に知ってほしい。できれば一緒に楽しみたい」と開催の目的を語った。
午前10時から午後11時まで(16日は午後3時40分まで)。口頭発表会は16日午後1時から午後3時40分まで。詳しくは市文化財保護課【電話】042・769・8371。