青森県五戸町と災害協定 鎌倉市との遠距離生かし
鎌倉市は1月24日、青森県五戸町と災害発生時の相互応援に関する協定を締結した。
4年ほど前から続く職員同士の交流がきっかけで実現した両自治体の災害協定。具体的には、応急復旧活動に必要な人員派遣や車両提供、資器材や物資・生活必需品の提供、ボランティアのあっせん、児童や生徒の受け入れ体制の構築など7項目を盛り込んだ。
若宮佳一町長は「平時から市民間交流を深めたい」と言い、松尾崇市長も「五戸町とは遠距離で同時に被災する可能性が低く、応援し合える関係性を築きたい」と話した。市の災害協定は、山口県萩市や宮城県七ヶ浜町などに続き7例目。