瀬谷の障がい福祉NPO イオンで自主製品PR 来店者らに啓発も
瀬谷区を拠点に障がい福祉事業所を運営するNPO法人でっかいそら=瀬谷区瀬谷=の利用者らによる自主製品の販売会が9月11日、瀬谷駅南口のイオンスタイル横浜瀬谷で行われた。イオンによる毎月11日の幸せの黄色いレシートキャンペーンに合わせたもので、10月も11日(金)午前11時から午後2時まで販売会を開催する。
同キャンペーンは11日に発行される黄色いレシートを、買物客が「支援したい」団体を選んでボックスに投函。その合計金額の1%が各団体の活動に役立てられる仕組みだ。応援団体に登録している同法人ではキャンペーンを盛り上げるとともに、地域貢献や障がい理解啓発のために販売会を行うことになった。
9月11日は入口近くのブースに、利用者手作りのオリジナル焙煎コーヒーやドライ野菜・フルーツ、トートバッグ、香りを楽しめるバスボムなどが並んだ。能登半島地震の被災地を応援しようと、石川県の木「能登ヒバ」を活用した災害用おがくずトイレや、能登町の自立支援センターで作られた「ヤーコン茶」も販売され、買い物客が足を止めていた。
「利用者にとって販売会は、購入者の声を聞ける貴重な機会です」と同法人の自主製品管理部のスタッフ。今後も原則毎月11日に販売会を行う予定だという。販売会の問い合せは同管理部【電話】045・442・3861。