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『トロン:アレス』は「人間であることの代償」描く ─ 新画像公開、音楽はダフト・パンクからナイン・インチ・ネイルズへ

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革新的なSFアクション映画『トロン』シリーズ第3弾『トロン:アレス(原題:Tron Ares)』の新ルックが米公開となった。シリーズの新たな世界観を垣間見せてくれる画像となっている。

シリーズ第3弾では、高度に洗練されたプログラムの“アレス”が、危険な任務のためにデジタル世界から現実世界へ送り込まれ、人類が初めてAIに遭遇する物語が描かれるという。初めて披露された画像では、宇宙船らしき場所で、赤く鮮やかな光を放つラインを特徴としたアーマーのようなスーツを身に着けたキャラクターの姿が切り取られている。

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第2作『トロン:レガシー』(2010)から15年の時を経て公開される『アレス』では、前作で音楽を担当したエレクトロ音楽デュオのダフト・パンクに代わり、インダストリアル・ロック界に君臨するナイン・インチ・ネイルズ(以下NIN)が楽曲を手がける。

『アレス』で監督を務めるヨアキム・ローニングによれば、この音楽的な転換は、観客を導く方向性を示唆しているようだ。英に語っている。

「NINが音楽を作っているから、今回はちょっと荒々しくて、少しインダストリアルなものになるでしょう。自分としては、グリッドと現実世界を対比させることが重要だったんです。その意味で、NINは僕たちが作っている新しい『トロン』の世界に完璧にマッチしています。」

シンセや軽快なビートを取り入れたダフト・パンクよりも、激しく攻撃的なサウンドで知られるNINの方が適合しているということは、『アレス』では前2作以上にダークなストーリーが展開されると考えられそうだ。

監督は第3作のストーリーについて、「どんな物語においても、僕が常に求めるのは強い感情の核です。この映画は、おそらく皆さんが予想している以上に感情に訴えるものになるでしょう。人間であることの代償についての物語です」と示唆した。

待望となる第3作で主人公アレス役を演じるのは、『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013)や『モービウス』(2022)のジャレッド・レト。1作目の主人公ケヴィン・フリン役を演じたジェフ・ブリッジスが復帰し、『X-MEN』シリーズのエヴァン・ピーターズ、『パスト ライブス/再会』(2023)のグレタ・リーらも出演する。

脚本を担当するのは、『エラゴン 遺志を継ぐ者』(2006)のジェシー・ウィグトウ。製作総指揮は『トロン:レガシー』のショーン・ベイリー、『バスケットボール・ダイアリーズ』(1995)のサム・ディッカーマが務めるほか、『トロン:レガシー』のジャスティン・スプリンガー、主演のジャレッド・レト、実写版『リトル・マーメイド』(2023)のラッセル・アレンらがプロデューサーとして参加している。

映画『トロン:アレス(原題:Tron Ares)』は、2025年10月10日米公開。

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