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だんだん朝晩の冷え込みも強くなり冬がやってきたと感じる今日この頃ですが、そうすると温かいものが恋しくなりませんか？塚口に醤油にとことんこだわったラーメンを提供しているお店『小麦と大豆　自家製麺　麺や ひなた』（尼崎市）を見つけたのでさっそく取材に行ってきました。

阪急塚口駅から南へ徒歩約5分の所にあるお店で、外観は木のぬくもりを感じられる優しい雰囲気です。

2019年にオープンしファミリーから年配の方まで幅広い年齢層に愛されているお店です。以前塩をメインとしたラーメン店を大阪でされており、次にお店を出すなら醤油をメインにしたお店をしたいと考えられていました。その中で醤油のことを学んでいくうちに醤油の奥深さに感動し、同店では「濃口」「白醤油」「たまり醤油」の3種類を提供されています。醤油でこれだけの種類が選べるラーメン店に出会ったのは初めてなので期待が高まります。

今回は店主おすすめの「特製濃口醤油らーめん」と大きくてジューシーで美味しいと評判の「唐揚げ」の2品を注文しました。

「濃口醤油らーめん」の醤油は厳選した6種類の醤油をブレンドしており、その中でも和歌山県御坊市で300年以上の歴史がある「堀河屋野村　三ツ星醤油」をメインに使用されています。「三ツ星醤油」は、自社蔵で”手麹”と呼ばれる日本古来の伝統製法で作られておりコク深く香りの良い醤油だそうです。さらに、スープは熊本県内でのみ生産されている幻の地鶏「天草大王」の出汁と国産豚骨、片口鰯、サバ、鰹節、昆布からひいた魚介出汁の3つを使用しています。

透き通ったスープが光り輝きなんとも美味しそうなビジュアルです。器は石川県の伝統的な陶磁器である九谷焼を使用されており、絵画のように華やかで立体感のあるデザインに心が躍ります。

まずはこだわりのスープからいただくといろんな醤油がミックスされているのでもっと醤油の濃さを感じるのかと思いきや、まろやかで角がない味でゴクゴク飲めてしまいます。酒や砂糖などは使用していないので、醤油本来の美味しさをダイレクトに味わえます。

チャーシューも箸で持ち上げるのも大変なくらい大きいものが2枚も入っておりボリューム満点です。ホロホロに柔らかく噛めば噛むほど豚の美味しさを楽しめます。

麺は国産小麦100%を使用した自家製麺で、「濃口醤油」と「白醤油」には細麺を「たまり醤油」には平打ち麺が使われています。のど越しが良くスープとよく絡み小麦の香りもしっかり感じられます。麺も思ったより量があったので筆者のお腹はすでに満腹状態です。

注文していた「唐揚げ」は想像以上の大きさでまるで唐揚げというより”フライドチキン”！外はサクサク、中はジューシーで唐揚げ好きにはたまりません♡

12月から月曜の夜限定のメニューの提供も始められたのでこちらもかなり気になります。開催の有無はSNSをチェックしてください。

場所
小麦と大豆　自家製麺　麺や ひなた
（尼崎市南塚口町2-28-12 プルーズ塚口 1F）

営業時間
11:30～14:30（L.O.14:15）、18:00～21:00（L.O. 20:45）
※月曜日の夜は特別営業日になっています。営業の有無はSNSでご確認ください

定休日
木曜日