手に汗を握る朝廷の暗闘！来週(11月24日～)日本のテレビで観られる「時代劇」韓国ドラマ4選

11/17(月) 8:27配信

韓国時代劇の醍醐味といえば朝廷の暗闘がその1つ。人気ジャンルであるロマンスがメインの作品であっても、高い確率で盛り込まれる史劇に欠かせない要素です。

権力を巡って互いを陥れたり、周囲を味方につけるために策略を巡らしたりするなど、登場人物間の駆け引きになんともいえない興奮を覚えたことがある人は多いのではないでしょうか。

人間のドロドロとした感情が渦巻く世界を、全体を見渡しながら観客の立場で観ることができ、日常生活では味わえない娯楽性の高さが魅力。激しい対立の末に勝者となるのはいったい誰なのか、結末も視聴者の好奇心を刺激します。

そこで本記事では、来週から日本のCS・BSで放送がスタートする予定の朝廷の暗闘を描いた韓国時代劇を4つご紹介します。

手に汗握る展開に、アドレナリンが出ること間違いなしのラインナップです。

『朝鮮弁護士カン・ハンス～誓いの法典～』は、主人公が親の仇に復讐する痛快リベンジ劇。主人公が、巨大な権力に立ち向かっていきます。

先王の娘という身分を隠したヒロインが主人公の協力者として登場し、理想の国を共に目指す過程で権力の中枢へと足を踏み入れることになるストーリー。

復讐劇がメインにはなっていますが、朝廷における権力争いの政治的な陰謀と駆け引きが本作の核心的要素をなしており、それと複雑に絡まりあう人間模様や主人公の葛藤、そして成長が見どころになっています。

●キャスト：ウ・ドファン、キム・ジヨン、チャ・ハギョン、チョン・ホジン、ソン・ゴニ他
●日本放送情報：アジアドラマチックTV/2025年11月25日(火)22:00
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

『秘密の扉』は、朝鮮王朝の秘密と陰謀を描いたミステリー時代劇。史実をベースにフィクションを織り交ぜながら、朝鮮後期の政治的暗闘を描いています。

絶対王政を守ろうとする王と、民衆のための政治をしようとする世子の衝突。そして、これにより巻き起こる各勢力間の葛藤が本作の大きな魅力の1つで、朝鮮最大の悲劇と言われる“米びつ事件”が盛り込まれているのが、韓国放送当時に視聴者の関心を最も刺激したポイント。

父が息子を米びつに入れて殺害したという、いまだ真相が明らかになっていない歴史的事実は、2つの政治的派閥によって衝撃の展開を辿ります。親子の間に確執が生まれるほどの権力争いにご注目。

●キャスト：ハン・ソッキュ、イ・ジェフン、キム・ユジョン、パク・ウンビン、キム・ミンジョン他
●日本放送情報：ホームドラマチャンネル/2025年11月26日(水)午後0:00
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

『風と雲と雨』は、混乱の時代に国と民衆のために生きた朝鮮最高の観相師を中心に繰り広げられるファンタジー時代劇。権力者たちの運命を読むことのできるサイコメトリー能力や四柱推命を活用して世の中を動かそうとします。

その過程で繰り広げられる、王族たちの野望と権力への欲望が渦巻く激しい王位争奪戦は圧巻。意見の違いにより亀裂が生じ、やがて確執へと発展して過程も見どころです。

また富と権力をなんとしても守ろうとする悪役官僚らの陰謀と、それに翻弄される主人公の恋も物語をよりドラマチックに。欲望や運命、正義を巡る権力闘争が緊張感たっぷりに描かれています。

●キャスト：パク・シフ、コ・ソンヒ、チョン・グァンリョル、ソンヒョク、ワン・ビンナ他
●日本放送情報：チャンネル銀河/2025年11月30日(日)22:00～23:20
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

『へチ王座への道』は、朝鮮第21代国王・英祖(ヨンジョ)の若かりし頃を中心とする本格派時代劇。次期王の座を巡って激しく衝突する派閥争いに巻き込まれていきます。

陰謀が渦巻く朝廷内において仲間と共に不正を暴きながら、やがて確固たる志をもって歩むようになる主人子の姿が印象的。

卑劣な手段によって陥れようとする者や、権力を持つ重臣らとの対決は実にスリリング。1つ選択を誤ろうものなら、取り返しのつかなくなるような緊迫感ある展開が視聴者を釘付けにします。

●キャスト：チョン・イル、クォン・ユル、コ・アラ、イ・ギョンヨン、パク・フン他
●日本放送情報：BS日テレ/2025年11月28日(金)17:59
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

(ライター/西谷瀬里)

記事へのご意見最終更新: 11/17(月) 8:27

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