【茅の輪くぐり2024】美しい花手水と風物詩 茅の輪くぐり「紫野 今宮神社」
今年もあっという間に一年の折り返しが来ました。京都では、夏越の大祓として、茅の輪くぐりが市内各所で行われています。玉の輿神社としても知られる今宮神社。境内の様子を紹介します。
花手水と茅の輪くぐり
京都市北区紫野に鎮座する今宮神社は、994年に建立。玉の輿神社とも呼ばれ、親しまれています。
夏越の大祓に合わせて、茅の輪くぐりと毎年花手水の演出をされています。境内の様子を紹介します。
今宮神社のご本社です。大国主命、事代主命、櫛稲田姫命が祀られており、社殿は1892年(明治25年)に再建されました。
諸説ありますが、身分の低い八百屋の娘だった桂昌院(お玉)が、将軍・徳川家光に見初められ側室となり、大出世したということが、「玉の輿」の語源と伝わります。のちに桂昌院によって復興した神社ということで、「玉の輿神社」と言われるようになりました。
夏越の大祓とは、伊弉諾尊の禊祓を起源とし、6月に行われる祓を夏越の大祓と呼ぶそうです。人形(ひとがた)をもちいて、身についた半年間の穢れを祓い、無病息災を祈るため、茅の輪を三回くぐります。今宮神社では拝殿の前に茅の輪が設置されています。
今宮神社の茅の輪くぐりは、左・右・左の順にくぐります。心で「水無月の夏越しの祓する人は 千歳の命延ぶといふなり」と唱えながら茅の輪をくぐります。
時折雨が降る中、参拝客が茅の輪をくぐっておられました。
東門のそばに、昨年は「茅之小輪」という、小さい茅の輪が設置されていました。子供もくぐりやすいようにと設置された様です。今年は東門が工事中の様で、茅之小輪が見れず残念でした。
今年の花手水です。青い紫陽花をベースに、竹細工が飾ってあり、いつもながら素敵な花手水でした。
昭和3年に建てられた大鳥居。平成29年の台風で傷み損じたので、撤去されたようです。境内に一部が祀られていました。
また威風堂々とした大鳥居が、復活しますように。
阿呆賢さんです。古来より神占石と言われ、心を込めて撫でて、体の悪いところを摩ると、病気の回復を早まるそうです。また重軽石とも言われる、大変有難い石です。
何度トライしても重たく感じる私です(笑)次こそは…笑
今回は京都市北区に鎮座する、紫野今宮神社を紹介しました。茅の輪くぐりをして、穢れを祓い、今年の後半も平穏に過ごせますように!
スポット情報
名称:今宮神社
住所:京都市北区紫野今宮町21
電話番号:075-491-0082
拝観:境内自由
関連ページ:http://www.imamiyajinja.org/