「ファンケル」直営店舗の制服に再生素材を採用 アップサイクルも可能に
「ファンケル」の新制服 サステナブルに生まれ変わる
株式会社ファンケルは、5月16日(木)から、全直営店舗のスタッフが着用する制服を、4年ぶりに刷新する。
新制服は、全12アイテムのなかから一人ひとりが好みのアイテムを選び、自身の私服を組み合わせることで67通りのコーディネートを可能にした。
自身の個性を引き出し、年代や性別を問わないデザインとなっている。新制服の一部には、海洋漂着したペットボトルからつくられた再生素材を新たに採用。
また、使用済みとなった現制服は回収後、アップサイクルして店装に活用するなど、環境に配慮した取り組みも推進していくとしている。
一人ひとりの「自分らしさ」が生きるデザインに
デザインのキーワードは、気取らずにおしゃれを楽しむというトレンドワードの「エフォートレス」。
自然体で安心感や親しみやすい印象を演出しながらも、しっかりとおもてなしができ、機能的で着心地のいい、年代や性別を問わずに取り入れやすいデザインだ。
色調は、落ち着きと穏やかな印象があるライトグレーと、リラックス感や清潔感のあるライトブルーを採用。
制服を選ぶ楽しさや自分らしく個性を表現できる制服で、スタッフのさらなる活躍や働きがいを感じてもらえることへの期待も込められている。
制作にあたっては、株式会社オンワードコーポレートデザインと協業をしている。
海洋漂着したペットボトルや回収した現制服をアップサイクルして環境貢献を推進
新制服には、従来も使用していた再生ポリエステル素材のほか、新たに漂着ペットボトルから生まれた繊維「UpDRIFTⓇ(※)」を採用した。
また、現制服は回収後、アップサイクルして店装に活用していく。今後も、環境に配慮した素材の採用や素材循環を意識した店舗改装などを順次実施し、環境への貢献を推進していくとしている。
※UpDRIFT®️(アップドリフト)とは
豊島株式会社が展開する再生繊維。海・川・森に廃棄され散乱する漂着ペットボトルごみ等を、地方自治体および、企業と連携して行うクリーンアップ活動「Green and Blue Challenge®」で回収し、アパレル製品原料となる資源(糸)に再生している。
全12アイテム一覧
・テーラードジャケット(※2)
・ノーカラージャケット(※2)
・カットソー 半袖(ブルー)(※1)
・カットソー 半袖(ホワイト)(※1)
・カットソー 七分袖(ホワイト)(※1)
・半袖Tシャツ
・チュニックブラウス
・ボタンダウンシャツ
・テーパードパンツ(※2)
・ワイドパンツ(※2)
・スカート(※2)
・ワンピース
※1 「UpDRIFT®︎」使用
※2 再生ポリエステル素材使用
企画担当者のコメント
「直営店舗は、お客さまの気持ちに寄り添い、じかに悩みに触れることができる大切な接点です。お客さまに心地よく過ごしていただけるよう、安心感や親しみやすさを大切にしたデザインにリニューアルをいたしました。
制服が美と健康の専門家であるスタッフ一人ひとりの個性を輝かせ、多くの方にファンケルブランドを身近に感じていただけると幸いです」(店舗営業部 店舗戦略部 店舗デザイングループ 課長 蒲地 真喜子氏)
お問い合わせ先/株式会社ファンケル
https://www.fancl.co.jp/