H.モーザーとスタジオ・アンダードッグがコラボ、テーマは「パッションフルーツ」
1828年に創設され、ノイハウゼン アム ラインファルを拠点とする「H.モーザー」が、2021年に設立された英国の時計ブランド「スタジオ・アンダードッグ」とタッグを組み、ふたつのコラボレーションモデルを発表した。スタジオ・アンダードッグにとっては、時計メーカーとの初の提携となる。
今回のコラボで誕生したのは、H.モーザーの「エンデバー・パーペチュアルカレンダー パッションフルーツ」とスタジオ・アンダードッグの「03シリーズ パッションフルーツ」の2モデル。いずれもロゴを排しつつ、パープルとアンバーの大胆なカラーリングで、独自のアイデンティティを確立している。
「エンデバー・パーペチュアルカレンダー パッションフルーツ」は、H.モーザーの象徴ともいえる、複雑でありながらシンプルなデザインが特徴。パープルのラッカーとサンバースト仕上げのダイアル、18Kイエローゴールドのベースに槌目仕上げが施された「グラン・フー」エナメルダイアルの組み合わせが印象的だ。
一方、スタジオ・アンダードッグの「03シリーズ パッションフルーツ」は、スイス製カム式モノプッシャー クロノグラフ ムーブメントを搭載。活発さを感じさせるグラデーションアンバー×ロイヤルパープルの多層ダイアルと、38.5mmのエレガントで小ぶりなケース径が絶妙なバランスを生み出している。
両モデルともに100本限定で、日本への入荷は10月を予定している。
text:yukina tokida