“買い物デビュー”の大学生に密着!「お菓子は一口で食べられるもの」にこだわるワケは?【今日ドキッ】
HBC テレビで、毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中の情報ワイド番組「今日ドキッ!」。
北海道のさまざまな話題をご紹介している「今日ドキッ!」から、選りすぐりの情報をお届けします。
1万円好きにお買い物していいので…お買い物について行ってイイですか?
この企画は、皆さんのお買い物について行き、その方の人生模様に触れる“お買い物ドキュメンタリー”。
今回取材に協力してくれたのは、北海道大学などが近くにある「まいばすけっと北18条西4丁目店」。
一体、どんな人たちが買い物に来ているのでしょうか。
1人目:人生で初めての一人暮らし“買い物デビュー” 日髙拓哉さん(18歳)
番組スタッフ:「お兄さんは何を買いに来られたのかと思って」学生:「菓子パン買おうかなと」
番組スタッフ:「菓子パンは何用に?」学生:「ごはんじゃなくておやつで、食後に」
番組スタッフ:「1万円までお支払いするので、買い物ついて行っても良いですかっていう企画をしていまして…」
学生:「1万ですか?じゃあ…いいですよ。よろしくお願いします」
取材に協力してくれたのは、愛知県出身の日髙拓哉(ひだか・たくや)さん。
日髙さん:「北海道大学で経済学部に所属しています。1年生です」
10日前に引っ越してきたばかりだという日髙さん。
この春から、人生で初めて親元を離れて暮らし始めました。
食生活について聞いてみると…
日髙さん:「学生会館でごはんが朝と夜ついてきて、それが結構美味しくてそこで今食べてるっていう感じっすね」
日髙さんが住む学生会館は、朝晩2食付き。
1人部屋にお風呂やトイレも完備されていて、約50人の北大生が住んでいるんだそう。
今日はお菓子の買い出しに来たという日高さん。
お菓子を選ぶときは「一口で食べられるもの」にこだわります。
そのワケは…?
日髙さん:「一人暮らしであんまり汚したくないなと思って。あんまり汚れなさそうじゃないですか、一口で食べられて。だからこういうのばっかり買っちゃいますね」
日髙さん:「牛乳めっちゃ好きっすね。おやつの時に飲んだりとか、お風呂あがりも飲んじゃって。親が“成分無調整”がいいと言っていて、それを意識しています」
両親と兄の4人家族で、末っ子の日高さん。
北海道への進学に、両親の反応は…?
日髙さん:「親は『自分のしたいようにしな』っていう感じで、いろいろ物件とか調べてくれて、引っ越しの準備も手伝ってくれました」
一方で日髙さんは両親に対して「おせっかい」と思うことも。
「いやもういいよ」と煩わしく…
日髙さん:「何でもやってくれて『もういいよ』みたいな。煩わしく感じちゃうことが多くて。一人暮らしの準備を手伝ってくれて、自分がやりたいようにやりたかったんですけど、家具の配置を親がやってくれて」
日髙さん:「机にものを置いたりとか、自分でやりたかったのに親がクローゼットに服を置いてくれたりして。いやもういいよって」
さらに、母親が愛知に帰ったあとも…
日髙さん:「生協で(親が)パソコンを買ってくれて、自分が最後の方まで受け取ってなくて…」
パソコンを受け取らない息子に、母親からこんな連絡が…
(母と日髙さんとのやり取り)
母:「生協から電話かかってきました。パソコンの受け取りは今日の午後7時までです。行けるよね?」「行ってから設定するから余裕持って行くように」
日高さん:「いまやっとる」「だまっといて」
母:「だったら返信しなよ。こっちはわからんで」
離れてこそわかったありがたみも
その反面、離れて暮らすようになり、親のありがたみを感じるようになりました。
日髙さん:「こういうお菓子も親がなくなったら買い足してくれてたんですけど、自分で買ったりしなきゃいけないし…。わざわざ愛知から北海道来てくれてたのに、結構強く当たっちゃったなって」
日髙さん:「親孝行したいなとは考えているんですけど、別に何も決めてなくて…。自分が稼いで旅行のチケットとか渡してあげたりとかできたらなと思ってますね」
ここでお買い物終了!
合計金額は…
6,329円でした。
新しい生活をスタートさせた日髙さん。
大学生活の目標を聞いてみると…?
日髙さん:「勉強もサークルもバイトも全部充実させて、楽しい大学生活にしたいと思います」
2人目:患者さんの『ありがとう』がやりがいに!看護師として復帰 中村 美穂さん(32歳)
続いて取材に協力してくれたのは、靴屋さんでのアルバイト帰りに買い物に立ち寄ったという中村美穂さん。
中村さん:「いま無職でバイトだけしていて、バイトはあさってまでして、そのあと看護師に復帰する感じですね」
もともと消化器内科の看護師をしていました。
中村さん:「今年33なんですけど、23くらいから多分やってるんですよね。なのでちょうど10年っていう感じで」
10年間、看護師として働いてきた中村さん。
病院を退職したワケは…?
中村さん:「夜勤がつらくて辞めて。(患者さんに)きつく当たられたりとか、夜にそういうこと起きるのでちょっとそれが辛かったりとかはありました」
仕事を辞めて中村さんが一番に感じることは?
中村さん:「解放感ですね。なんか、あ~やっと解放されたみたいな」
激務だった仕事から解放され、新たな趣味もできました。
中村さん:「お菓子作ったり…クッキーを作ります、最近」
仕事を辞めて約1か月。
解放感を感じる一方で、不安を感じることもあるんだそう。
中村さん:「解放されて、一回いま無職。バイトたまにしてますけど、不安です、いまは。社会に置いて行かれているような気持ちになっていますね。早く働かなきゃみたいな気持ちですね」
中村さん:「お弁当を作るからふりかけとか買っておくか。月末から普通にクリニックの仕事なので、お弁当つくってかけて、みたいな…」
中村さん:「お茶漬けとかも忙しいときにたまに食べるから買ったりしますね」
一度は看護の現場を離れた中村さん。
今月末からは新しいクリニックで再び看護師として働きます。
中村さん:「看護はすごい好きなんですよ。もともと好きで。いったん辞めたんですけど、また絶対やろうっていう感じではあったので」
中村さん:「患者さんから『ありがとう』とか言われるから、お礼とか言われるときは、やりがいとかありますね」
ここでお買い物終了!
合計金額は…
6,390円でした。
再び看護師として復帰する中村さん。
意気込みを聞いてみると…?
中村さん:「早く慣れて一人で動けるように頑張りたいと思います」
▼連載|買い物について行ってイイですか?
※掲載の内容は番組放送時(2025年4月18日)の情報に基づきます。