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若者が制作した絵看板が登場 上越市の高田本町商店街 11月23日にお披露目イベント

上越タウンジャーナル

新潟県上越市の高田本町商店街で各商店をアピールするユニークな絵看板に、新作が登場する。上越教育大学の学生や中学生が制作した若い感性が光るデザインで、2024年11月23日にお披露目イベントが開かれる。

《画像:新たに5店の絵看板を制作した上教大の学生や大学院生ら。絵看板は今後塗装やスタンドへの取り付けを行い完成する》

歴史ある商店街を江戸時代風の絵看板でピーアールしようと、本町3・4・5商店街連合会の高田本町百年商店街実行委員会(宮越紀祢子代表)が2018年から始めた取り組み。これまでは創業100年以上の老舗商店に限定し、32店舗の絵看板を商店街のメンバーらで作ってきた。今回は創業年の縛りをなくし、設置を希望した5店舗の絵看板を制作した。費用は国の能登半島地震被災商店街への補助金を活用した。

制作にあたり、「若い店は若い人に作ってもらおう」と、上教大大学院で美術教育などを専攻する五十嵐史帆教授に依頼。五十嵐教授が同大付属中学校の美術部にも声を掛け、生徒5人が商店で店の歴史や意向を取材し、デザインの原案を制作した。これを基に院生と学部生の3人をはじめ、ほかの同中美術部員も参加し、木製看板を制作した。

《画像:中学生が制作した原案》

デザインには各店の歴史や雰囲気を反映し、米久肉店(本町4)はかつて米穀店だった歴史から牛と稲穂のイラストを描き、お茶の小酒井園(同)は急須から鮮やかな緑茶が流れる大胆な構図に、店内に飾られていた水引の装飾をあしらった。モダンな店には英語を取り入れたりと、これまでの看板とは一味違うデザインがそろっている。

大学院2年の女子学生(32)は「(絵看板が)商店街の一部として残り、たくさんの人に見てもらえるのはうれしい。地元の子供たちの思いも入り、子供が地元の歴史に触れて出来た看板だと伝われば」と話した。五十嵐教授は「大学で地域に貢献したいと思っていたので、これをきっかけに交流が広がっていけば」と話していた。

《画像:お披露目会のちらし》

お披露目イベントはイレブンプラザ(本町4)で23日午前10時から開かれ、看板の説明や、黒毛和牛すきやき肉5000円分など豪華景品が当たるクイズ大会などが行われる。絵看板すごろくを使った店めぐりは申し込みが必要。申し込みは大杉屋惣兵衛お馬出し店025-525-2501( tel:0255252501 )

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