岸谷小学校 交通安全寄与で表彰状 児童の見守りなどが評価
市立岸谷小学校(本庄則子校長)が交通安全意識の普及高揚と交通事故防止活動を積極的に推進したとして、鶴見区交通安全対策協議会と鶴見警察署から表彰された。
この表彰は、同校児童の登下校を見守る「学援隊」の活動や、地元の生麦第二地区連合会が同校で定期的に開く交通安全教室の取組みなどが評価されたもの。
特に学援隊は20年ほど前から活動し、現在も57人が所属。生見尾踏切の陸橋など学校から離れていても必要とあればどこでも見守りを行うほか、学校の行事予定に合わせた活動時間の設定や、クラブ活動で朝早く登校する児童も見守れるようにしている。同隊で隊長を務める木須龍治さん=写真左=は「児童の安全な登下校のために、この活動がもっと多くの人に伝わってほしい」と語った。
見守り中には児童から通学路の危険な場所について情報が寄せられるなど、子ども目線の意見をもらうことも多い。同隊設立時から関わる塚越正男さん=同中央=は「学援隊に定年は無いので、子どもたちのためにできる限り続けていきたい」と笑顔で話した。
本庄校長は「今回の表彰は地域や学援隊、PTAの皆さんの活動が評価されたもの。多大な協力に感謝します」と喜びを語った。