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『ジョーカー2』監督、続編の可能性を再否定 ─ 「DCユニバースで過ごす時間はこれで終わり」

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映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』のトッド・フィリップス監督が、次回作やスピンオフの可能性を改めて否定した。

ホアキン・フェニックス主演『ジョーカー』(2019)に続いて本作を手がけたフィリップス監督は、米の取材にて、『ジョーカー』シリーズの3作目を製作することに関心がないことを強調。「DCユニバースで過ごす時間はこの映画2本で終わりだと感じています」と語った。

フィリップス監督は以前にも続編の製作に否定的な見解を示しており、「作品を見たら“物語は語り尽くされたんだな”と思ってもらえるはず」と述べていた。コミック映画での経験についても「楽しかったけれど、この世界で言いたいことは言い尽くしたように思います」とも語っているあたり、再びコミックの映画化に取り組むことにも消極的なようだ。

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』には、フェニックス演じるジョーカー/アーサー・フレックの前に、新たなヒロインとしてレディー・ガガ演じるリーが登場。観客の間ではリーの人気がにわかに高まっており、一部にはリーを掘り下げる単独映画を期待する声もあるが、フィリップス監督は「それは今回の映画で自分が目指したところではありません」と言い切った。

すなわち『ジョーカー』シリーズはこれで最後……なのだが、もともとフィリップス監督は前作『ジョーカー』を単独映画として構想していた人物。アーサー・フレックの物語をフェニックスと考えるなかで、新たなアイデアを思いついたことから続編が実現したのだ。少なくとも現時点で続編はなさそうだが、いずれなんらかの変化が起こり、再びフィリップス監督がコミックの世界に戻ることもあるかもしれない?

映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は2024年10月11日(金)より公開中。

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