上大岡第一町内会 大声歌唱で喉鍛える 誤嚥防止に向け催し
上大岡第一町内会は1月31日、西福寺観音堂(上大岡東1の38の19)で「うたの会」を開催した。これは、大きな声で童謡を歌うことで、口周囲の筋肉を鍛え、誤嚥防止につなげようというもの。町内会を中心に集まった高齢者など約20人が参加。最初に入念なストレッチを行った後、講師の保秀樹さんが「だみ声でも、上手でなくても構いません。とにかく声を出しましょう」と指導し、「たき火」「豆まき」「サッちゃん」などの童謡を歌った。
同様の催しは約2年前から当時の西福寺住職だった西海秀晃さん=人物風土記で紹介=と義兄で個人的に声楽を勉強した保さんによって、月1回程度行われていたが、町内会主催での開催は初。西福寺主催で開催された際に一部の町内会会員が参加したことから、港南中央地域ケアプラザなどが調整役となり、実現に至った。
参加者らは「高齢になると普段大きな声を出すことは少ないので、とても良い催しだと思う」「今後も開催されれば継続的に参加したい」などの声が聞かれた。