相模原スケボー協会 市スポーツ協会に加盟 五輪選手輩出が追い風に
相模原スケートボード協会(SSA)が4月1日、市スポーツ協会(勝又修会長)に加盟した。スケートボードの任意団体が市のスポーツ協会に加盟している例は全国的にも少なく、政令指定都市では初となる。
SSAが加盟したことにより、市スポーツ協会の加盟団体は36種目団体に増えた。勝又会長は「新しい仲間が増えたことは大変喜ばしい。36団体で当協会の理念である『する・みる・ささえる』のさらなる発展と元気な街づくりを目指していく」と話す。
SSAは市スポーツ協会に加盟したことにより、他のスポーツ団体との情報共有を行えるようになったほか、市民スポーツの推進を同協会とともに行うことで競技の認知向上を目指すことが可能になった。
SSAの内田耕平会長は「2人のオリンピック選手の輩出が加盟の追い風になった。若いスケーターの環境を整え、サポートしていきたい。スケボーのイメージアップや競技の間口を広げられたら」と思いを語る。
SSAは2007年に設立された。現在の会員数は子どもと大人合わせておよそ80人。23年に開設された麻溝公園のスケートボード場の設計にも携わった。