プログラミングコンテスト 市の魅力、ゲームで表現 小中学生11人が受賞
市内の小中学生が自作ゲームで発想力や表現力を競う「第1回ふじさわプログラミングコンテスト」の表彰式が4日、アイクロス湘南6階で行われた。藤沢市と(公財)湘南産業振興財団(増田隆之理事長)の共催。
同コンテストはプログラミングを通じ、子どもの理論的な思考力・判断力などを磨こうと、市が取り組む「ふじさわプログラミングプロジェクト」の一環。参加した小中学生はプログラミングソフト「スクラッチ」を使い、市の魅力をPRするゲームを作成した。応募総数96作品の中から、最優秀賞とアイデア賞、企業賞など合わせて11人が選出された。
最優秀賞に輝いたのは、クイズを解きながらゴールを目指す「藤沢電鉄〜スゴロククイズゲーム」を作成した下村宗大さん(低学年の部)、クイズやガチャなどの要素を取り入れた「藤沢PRアプリ」を作成した増田龍之介さん(高学年の部)、江の島を舞台にした謎解きゲーム「江の島の事件の解決」を作成した池田琳さん(中学生の部)の3人。受賞者は、増田理事長と中山良平副市長から賞状と記念品を受け取った。池田さんは「江の島をイメージした背景画像の描写に苦労した。ゲーム内では藤沢の特産品がアイテムとして登場するので、見つけてほしい」と力作の見どころを語った。
入賞作品は今後、コンテストHPで公開予定。