横浜商議所 鶴見支部など設立50周年 藤原支部長、思い語る
横浜商工会議所(上野孝会頭)の鶴見・西部・南部支部が設立50周年を迎え、記念式典が2月20日、横浜ベイホテル東急=西区=で開かれた。
横浜商工会議所は法人や個人などで組織され、市内を8ブロックの支部に分け、管内商工業の振興発展を目的に、諸課題の協議や交流会事業、ビジネスチャンス拡大を図っている。
今回50周年を迎えた3支部は同所で最初に設立された支部。鶴見支部(設立時は「東部支部」)は1974年11月9日に設立し、現在の会員数は766件。支部長はキリンビール(株)横浜工場=生麦=の藤原義寿工場長が務めている。
50周年企画は3部構成。第一部は精神科医の和田秀樹氏が「年齢に『壁』なし。大切にしたいこれまでの経験と知識」をテーマに講演を行った。第二部の記念式典には3支部に関係する区長、副区長ら多くの来賓と各支部の会員ら約250人が参加した。
式典で上野会頭は2年後に控えたGREEN×EXPO2027を見据え「これを絶好の機会と捉え、各支部が地域と一体となり関係団体と協力し推進してほしい」と市内経済活性化に期待を寄せた。また、三部の祝賀会であいさつした藤原支部長は「この50年は高度成長期やバブル崩壊など環境変化の大きい時代だった。鶴見は1区1支部の良さを活かし、これからも地域と共に発展し、次の50年を目指していきたい」と語った。