世界で絶賛されたビョークのライブを視覚的に楽しめる 『ビョーク:コーニュコピア』日本公開
絶賛されたビョークのライブを収録した視覚的に息を呑むようなコンサート映画『ビョーク:コーニュコピア』が、世界各国の映画館で5月7日(水)から公開。日本の劇場公開に向けて予告編も完成した。
ビョークの息を吞むようなコンサートが映画で楽しめる!
『ビョーク:コーニュコピア』は、アイスランドの伝説的アーティスト、ビョークによる5年にわたるコーニュコピア・ツアーのうち、2023年にリスボンのアルティス・アリーナで行われたパフォーマンスを撮影したもので、監督はイーソルド・ウッガドッティルが務めた。没入感のあるライブ映像によりビョークのアルバム『フォローラ』(2022年)、『ユートピア』(2017年)、『ヴァルニキュラ』(2015年)の楽曲が、こだわりのステージデザインとマルチメディア要素で表現されている。すべての歌詞の字幕は、ビョーク自身の手書きによる英語でスクリーンに表示。ビョーク史上最も壮大なライブパフォーマンス「コーニュコピア」は、先鋭的なビジュアルと没入感のあるサウンドで広く称賛を浴びた。
映画版の本作では、21世紀のVR映像を19世紀の劇場空間へと変貌させる驚異の演出を、見事に映像作品として記録している。ヘッドセットからステージ、そして映画館へと、エンターテイメント体験は進化し、音楽的革新・環境活動・感情表現を融合させるビョークが生み出した世界がスクリーンに描かれる。彼女が発信するメッセージは、ステージ上で表現されるアニメータらの映像と融合し、ビョークならではの最高の芸術をスクリーンを通して全身で味わう体験できる。また、環境危機に対する彼女の哲学にも触れ、ビョークは本作で終末後の希望に満ちた未来像を提示している。
オーストラリア、ブラジル、カナダ、デンマーク、フランス、ドイツ、スペイン、スウェーデン、アメリカ、イギリス、そして日本など、25カ国以上、約500館の映画館で限定上映。日本は5/7(水)からTOHOシネマズ 日比谷ほかで公開。本編は1時間39分、加えてビョークがキュレーションした3本のミュージックビデオの特別上映も含まれる。