1497人が新たな一歩 13日に「二十歳のつどい」
新たな門出を祝福する「鎌倉市二十歳のつどい」が1月13日(月・祝)、1497人を対象に鎌倉芸術館大ホールで開催される。式典に向け、20歳を迎える22人が実行委員となって1年前から準備を進め、市内企業も協賛。晴れの日を盛り上げる。
今年の対象は、2004年4月2日〜2005年4月1日に生まれた人。鎌倉では男性748人、女性749人の計1497人。前年より73人少ない。
記念式典では、恩師が登場するビデオレターを放映。実行委員が母校などへ出向き、撮影から編集までを行った。企業協賛は、メーカーズシャツ鎌倉が全員にハンカチを贈呈するほか、数社が抽選会に景品を提供する。
テーマは「日の出」
実行委員が決める式典テーマを、今年は「日の出」に。故郷の海から昇る日の出を、未来への希望と、新たな一歩を踏み出すエネルギーの象徴と捉える。実行委員長の坂本壮凜(そうりん)さん(横浜国大附属鎌倉中卒)は、「人生の日の出の瞬間をみんなで楽しみたい」と話す。
ジュニア時代から太極拳で活躍する瀬戸たまさん(御成中卒)は、実行委員として準備に携わるも、13日は国民スポーツ大会神奈川予選があるため式典へ出席できない。「鎌倉出身でよかったと思える式典に」と願いつつ、自身は国スポ優勝へ一歩を踏み出す。
ちなみに、今年の20歳が生まれた時期には、イチロー選手が大リーグ最多安打記録、お札のデザイン20年ぶり一新、愛知万博開催などがあった。