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「今の時代だからこそ見てほしい」“ミュージカル界のプリンス”井上芳雄が応援『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』

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「今の時代だからこそ見てほしい」“ミュージカル界のプリンス”井上芳雄が応援『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』

第二次世界大戦下のドイツで、牧師とスパイの二つの顔を持ち暗躍した実在の人物の半生を描いた『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』が、11月7日(金)より公開される。このたび、俳優・歌手の井上芳雄から特別コメント映像が到着した。

全米初登場トップ10入りの話題作が日本上陸!

第二次世界大戦下、ナチスはユダヤ人迫害や教会を弾圧し圧政を進めていた。そのナチスと闘い続けた実在のドイツ人牧師ディートリヒ・ボンヘッファー(1906年-1945年没)。平和を祈る聖職者でありながら、彼はいかにしてスパイ活動に身を投じ、ヒトラー暗殺の共謀者になっていったのか?彼の死から80周年を迎えた今年、家族思いの青年であり、勤勉なキリスト者であり、そして抵抗運動の闘士と化して生き抜いた39年間の短くも濃厚な生き様と、“20世紀を代表するキリスト教神学者の一人”と呼ばれる英雄の知られざる人物像が明らかとなる。

監督・脚本・製作を務めたのは、『ハドソン川の奇跡』や『博士と狂人』など実話を得意とする名シナリオライター、トッド・コマーキニ。知られざる真実に斬り込む人間ドラマに定評のあるコマーキニが、ドイツでは誰もが知る歴史上の人物であり、現在もなお人々の思想に大きな影響を与え続けるひとりの男の生涯を描き切る。

ボンヘッファー役を演じるのは、舞台演劇出身のドイツ人俳優ヨナス・ダスラー。2019年、ファティ・アキン監督作『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』で主人公の連続殺人犯を演じ、ドイツ映画賞の主演男優賞にノミネートを果たした。後にVariety誌「注目すべきヨーロッパの若手映画人10人」にも選出されている。共演には、『イングロリアス・バスターズ』『名もなき生涯』のアウグスト・ディールや『エイリアン:ロムルス』のデヴィッド・ジョンソン。

「今の時代だからこそ、みなさんに見てほしい」

ボンヘッファーが“20世紀を代表するキリスト教神学者の一人”として著名なことから、ご本人もクリスチャンである、“ミュージカル界のプリンス”こと俳優・歌手の井上芳雄が、本作を一足早く鑑賞。映画について「これが本当の話だという感動、そしてそれを知らなかった自分への後悔など、いろいろな気持ちになりましたが、見る意義のある素晴らしい映画でした」と感想を述べ、ボンヘッファーの勇気ある行動には、「戦争中の大変な時代に自分が学んだことを信じ、世の中を正しい方向に持っていこうと命を懸ける姿に感動しました」と熱く感銘を受けた様子。

映像の最後には、「こういう人がいたということだけでも知っていただきたいですし、さらにこれから僕たちがどうやって生きていくべきか。今の時代だからこそ、みなさんに見てほしい映画でした」と戦後80年という節目の年でありながら、平和を脅かす悲惨な出来事が頻発している現代に見るべき作品だと熱いメッセージを届けている。

井上芳雄さん
『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』© 2024 Crow’s Nest Productions Limited

『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』は11月7日(金)より全国公開

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