『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』初予告編が公開 ─ マーベル最初のヒーローチームを再映画化、ついにギャラクタス登場
(MCU)完全新作『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス(原題)』より、初となる予告編映像が公開された。
マーベル・ユニバース史上最も長い歴史を持つヒーローチーム。これまで旧20世紀フォックス時代に複数回映画化されたファンタスティック・フォーが、マーベル・スタジオで新たに映像化される。
この映像は日本時間2025年2月4日21時より60分間のカウントダウンが行われ、22時より予告編解禁のライブイベントの様子が中継された。イベントではファンタスティック・フォーを演じるペドロ・パスカル、ヴァネッサ・カービー、ジョセフ・クイン、エボン・モス=バックラッシュが新テーマ曲と共にサプライズ登場。予告編解禁イベントをライブ中継するのはマーベル・スタジオ初のことで、本作への力の入れようがうかがえる。YouTubeのチャット欄では、1時間前から待ち侘びたファンたちが「早く予告編を」と催促の書き込みを続けた。ライブイベントは10分間中継され、ついにお待ちかねの予告編映像が公開となった。
映像では、ファンタスティック・フォーの活動拠点として知られるバクスター・ビルディングを舞台に、スー・ストームとリード・リチャーズが来客をもてなしている。レトロ調のマーベル・ロゴに続いて登場したのは、ロボットのH.E.R.B.I.E.とザ・シングことベン・グリムで、何やら料理中だ。
彼らは宇宙飛行中に事故に遭い、それぞれの能力を与えられるストーリーが知られる。リードはゴム人間に、スーは透明人間、ジョニーは火炎人間となるが、ベンは普段から岩男の姿となってしまう。
そんな彼らを襲うのは、マーベル・ユニバース史上最大の脅威であるコズミック・ビーイングのギャラクタス。映像では、巨大なギャラクタスの影がニューヨークに迫る様子も描かれているが、その形状はコミックのデザインに忠実であるようだ。果たしてファンタスティック・フォーは、“ファミリー”として地球の危機を救えるのか。
1960年代風のレトロ・フューチャーな世界を背景とした、マーベル・スタジオの活気あふれる『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』は、マーベルの最初のファミリー、リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック(ペドロ・パスカル)、スー・ストーム/インビジブル・ウーマン(ヴァネッサ・カービー)、ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ(ジョセフ・クイン)、ベン・グリム/ザ・シング(エボン・モス=バックラッシュ)が、これまでで最も困難な挑戦に立ち向かう姿を描く。
ヒーローとしての役割と、家族の絆の強さのバランスを取ることを余儀なくされた彼らは、ギャラクタス(ラルフ・イネソン)と呼ばれる貪欲なスペース・ゴッドと、彼の謎めいた使者、シルバーサファー(ジュリア・ガーナー)から地球を守らなければならない。そして、惑星全体とすべての人々を食い尽くすというギャラクタスの計画だけでも十分恐ろしいところ、これは突如として非常に個人的なものとなる。
ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ役を「The Last Of Us」ペドロ・パスカル、インビジブル・ウーマン/スー・ストーム役を『ミッション:インポッシブル』ヴァネッサ・カービー、ヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム役を「ストレンジャー・シングス 未知の世界」ジョセフ・クイン、ザ・シング/ベン・グリム役を「一流シェフのファミリーレストラン」エボン・モス=バクラックが演じる。
さらにシルバーサーファー役には「オザークへようこそ」ジュリア・ガーナー、マーベル史上最大脅威ギャラクタス役には『ハリー・ポッター』シリーズの死喰い人アミカス・ カロー役で知られるラルフ・アイネソンが起用された。ほか、『マルコヴィッチの穴』(1999)の名優ジョン・マルコヴィッチ、『リチャード・ジュエル』(2019)ポール・ウォルター・ハウザーも出演する。
「ワンダヴィジョン」(2021)のマット・シャクマンが監督。脚本には、インディーズ映画や短編映画で活躍してきたジェフリー・キャプラン&イアン・スプリンガーが名を連ね、『宇宙戦争』(2005)『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019)などのジョシュ・フリードマンがリライトで参加している。
マーベル・スタジオ最新作『ファンタスティック・フォー』は2025年7月25日、US公開。