妙高市の自然や食をカプセルトイで発信 高校生考案のキャラクター缶バッジ
新潟県妙高市の魅力発信に取り組む高校生団体「MYO高校部」は、オリジナルキャラクターの缶バッチを作成し、2024年11月23日からカプセルトイで販売している。名所や特産品などをモチーフに、親しみやすさにこだわってデザインした全16種だ。
《画像:オリジナルの缶バッジをカプセルトイで販売するMYO高校部》
高校生視点で地域活性化に取り組むMYO高校部は、同市地域共生課の呼び掛けで今年1月から活動を開始。1期生として県立新井高校の2年生10人が所属する。これまで市内の名所などを巡りながらピーアールキャラクターを考案し、8月の「あらいまつり」でお披露目した。
今回はキャラクターを形として残そうと、協同組合県異業種交流センターの補助金を活用して缶バッジ3000個を制作した。商品化や販売には、オリジナルのカプセルトイを手掛ける山崎建設(同市東陽町)の土産品事業「ニイガタスーベニアクラブ」が協力した。
《画像:妙高市の名所や特産品にちなんだ16種の缶バッジ》
メインキャラクターは学生服姿の「高希(こうき)と有妙(ありさ)」で、それぞれミズバショウや関山神社のお守りなどをあしらった。名前には「妙高に希望や良いところが有る」という意味が込められている。
このほか市内の自然や食にちなみ、市の鳥のオオルリ、妙高山の「跳ね馬」、笹ヶ峰牧場の牛、温泉や、笹ずし、笹団子、ホオズキ、「かんずり」などをモチーフにした「妖精」たち15体もデザインした。サイズは直径4cm。
「高希と有妙」といずれかの「妖精」の2個セットで、1回500円。なくなり次第終了する。設置場所は上越市の上越妙高駅内の土産店「さくら百嘉店」と同市立歴史博物館内のニイガタスーベニアクラブショップの2か所で、今後妙高市内での販売も検討しているという。
《画像:缶バッジは一つ一つ手作業で詰めた》
発売当日には部員たちが、缶バッジを一つ一つカプセルに詰め、設置作業も行った。岡田七海部長(17)は「自分たちで考えたものが、皆さんの手に渡る形になってうれしい。ぜひリュックなど目に見えるところにつけて、妙高を広めてほしい」と話している。
キャラクターや活動についてはインスタグラム( https://www.instagram.com/myoko.hs/ )で発信している。
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