10代目 松本幸四郎と大竹まことが30年前に共演!当時の印象は?
お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30) 6月13日の放送は、2018年に10代目 松本幸四郎を襲名し、2024年からは鬼平犯科帳シリーズの主役、長谷川平蔵役も務めている松本幸四郎氏を招き、金曜パートナーの壇蜜とともに話を伺った。
大竹「きのう、鬼平犯科帳を見させていただいて。楽しいなあと思って見てたんですが、この顔、どっかでオレ見たことあるなぁ、と」
松本(笑)
壇蜜「どちらで?」
大竹「どっかで会って、どこだったかな?と思って、今日、幸四郎さんに「そうですよねえ」って言ったら、「そうですよ」って言うからさ(笑)」
松本「あの、「龍-RON-」(ロン)っていう、村上もとかさん原作のドラマで、一度、共演をさせていただいてるんです」(笑)
大竹「何年前?」
松本「それが調べたら、20年じゃきかないだろうなと思ったんですけど、1995年というから、ちょうどまる30年前ですよ」(笑)
大竹(笑)「30年だとオレ46歳。幸四郎さんは?」
松本「22」
大竹「22歳! あれはマンガが原作の『龍-RON-』っていうのがあって、それをNHKがドラマ化して、確かオレの役は…まあ大した役じゃないんだけど、覚えてるのは千堂あきほさんが幸四郎さんの幼馴染の可愛い女の人で、それをオレは権力に任せて取っちゃう」
壇蜜「あきほさんを?」
大竹「うん。取っちゃうけども、その後どうだ…みたいな話の流れ」
松本「なんか、鋭い視線ばかりで、寡黙で、ちょっと殺気立ってるような、そういう顔つきばかりでしたね。(笑)ただマンガのその役が、本当に大竹さんそのものなんですよ」
壇蜜「そっくりさん」
松本「もちろんマンガのほうが先なんですけど、よくぞ見つけたなと思って」
大竹「マンガのそっくりさん。それでオレ、選ばれてたのか。30年前、幸四郎さん22歳」
松本「そうですね。あのとき大阪のNHKとあと京都が舞台だったんで、今でも残っている剣道の道場で撮ったりとか。剣道のシーンがあったりするので、剣道の稽古にちゃんと行くんですよ。僕、したことなかったんで。仲間の役の人たちも行くんですけど、そういう人たちは経験者だったりするんで。だから稽古では本当に小手とかね。小手をしててもね、痛いんですよ。でも台本上はオレが一番強いんだって、それを支えに頑張ろうと」(笑)