人を雇うのはリスクがある。正社員よりも業務委託がいい理由【眠れなくなるほど面白い 図解 起業の話】
業務委託を活用しよう
正社員よりも業務委託がいい理由
会社が小さいうちに、いきなり経理の社員、営業の社員、ホームページを制作する社員などをすべて雇っていたら本当に大変です。まず、正社員の募集をかけて、希望者と面接をするなどの採用活動をする必要があります。そして、社員は一度雇ったらかんたんには解雇できませんし、固定給も支払わなければなりません。さらに、正直なところ人の当たり外れ、能力の問題もあるわけです。
そこで、活用したいのが業務委託です。経理や営業といった業務は専門の会社に外注することができますし、ホームページの制作であれば会社もありますし、フリーランスに外注することもできます。業務委託であれば、正社員を雇うよりも低コストで同じ業務をやってもらえ、その仕事内容に不満を感じた場合は変更しやすいというメリットがあります。
そもそも、独立して業務委託を受けているような会社であれば、不満を感じるようなまずい仕事をするはずがありません。むしろ、その道のプロと言ってもいい存在ですの、非常にお願いしやすいし、頼れる存在です。
ですので、いきなり社員を部門ごとに雇うのではなくて、会社が大きくなるまでは業務委託を活用して会社を運営していくのが、すごくいい方法といえます。
人を雇うのはリスクがある
会社を運営するにはスタッフが必要
会社が小さいうちに正社員を雇うのはリスクが大きい
● 固定給が発生
● 能力の有無や適正
● 採用活動
● 解雇しにくい
「営業」「経理」「WEB製作」など、いきなり社員を部門ごとに雇うのではなく会社が大きくなるまでは業務委託を活用
例えば……「代行会社に外注」「フリーランスに外注」
独立している会社やフリーランスならその道のプロなので安心して任せられる
● 正社員を雇うより低コストで仕事を任せられる
● 委託業務の内容に不満があれば契約を解除できる
[会社が大きくなるまでは業務委託を活用するのがベスト]
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 起業の話』著:林 尚弘