2025年にも不敗神話は続く!出撃を控えているSBS「金・土」韓国ドラマ5選
韓国の地上波テレビ局SBSの勢いが、昨年から特に留まることを知らない。
作品選びに迷ったら、同局の作品を観れば面白いこと間違いなしといっても過言ではないほど快進撃を繰り広げている状況。
2024年5月に放送された『コネクション』以降、新作を放送するたびに視聴率2桁をキープしており『グッド・パートナー ~離婚のお悩み解決します~』、『悪魔なカノジョは裁判官』、『熱血司祭2』まで全て成功させた。
また、今年も年明けから『わたしの完璧な秘書』が最高視聴率12.0%、『埋もれた心』は15.4%、現在放送中の『鬼宮』は現時点で9.8%が自己最高記録だが、どちらかといえば右肩上がりで進んでおり10%台にリーチをかけている。
そんなノリに乗っているSBSから出撃を控えている金土ドラマをご紹介。平日よりも週末に人気作が集中する傾向にあるだけに不敗神話が期待できるラインナップだ。
(図)Danmee 韓国ドラマでもう一度活躍してほしいK-POPアイドルトップ3
私たちの映画(6月)
『私たちの映画』は、ナムグン・ミン&チョン・ヨビンを主演に迎え、6月からスタートする予定のロマンスドラマ。演技力もネームバリューも持つ2人が、人気ジャンルであるラブストーリーでお茶の間に美しい愛の物語を届ける。
ヒューマン要素も盛り込まれているそうで、次期作の制作に苦悩する映画監督と今日が最後かもしれない難病を抱えた女優志望のヒロインが、互いの傷を癒やしながら恋に落ちるという。
ロマンス作品を成功へと導いた実績があるナムグン・ミンとチョン・ヨビンだけに、本作での活躍も期待できそうだ。
トライ:僕たちは奇跡になる(7月)
『トライ:僕たちは奇跡になる』は、7月に初回放送を迎える予定のスポーツドラマ。ラグビーをテーマに繰り広げられる物語で、ユン・ゲサンをはじめイム・セミやキム・ヨハンが出演する。
スポーツを題材にした作品はコケるというジンクスのようなものが韓ドラ界にはあるが、錚々たる役者陣はもちろん、人気作『復讐代行人2~模範タクシー~』(SBS/2023)の演出を務めたチャン・ヨンソク監督がメガホンをとった作品だけにドラマファンは期待大。
体育高校を背景に、薬物事件によって引退した元ラグビー選手が実力最下位のラグビー部の監督として母校に帰ってきて繰り広げられる、熱い青春ものになっているそうだ。
カマキリ(9月)
『カマキリ』は、9月からスタートする予定のミステリースリラー。各作品でキャラクターの複雑な感情を繊細に描いてきたコ・ヒョンジョンと、若手ながらどんな役でも幅広く演じることのできるチャン・ドンユン主演作だ。
“カマキリ”というあだ名で呼ばれる連続殺人犯と彼女の息子である警察官が、“カマキリ”の犯行を模倣した事件の犯人を捕まえるために、親子で協力して捜査に乗り出す物語。
同名のフランスドラマをリメイクした作品だが、韓国的な感性によって原作の世界観は残しつつも韓ドラならではの面白みをプラスすることが予想されており、緊張感あふれる犯罪捜査劇や人間内面も丁寧に描くという。
ウジュ・メリー・ミー(10月)
『ウジュ・メリー・ミー』は、10月にお目見えされる予定のロマンチックコメディー。ロマンス演技に定評のあるチェ・ウシクとチョン・ソミンが物語を最大限盛り上げ、ドラマファンにトキメキと笑いを届けることが期待されている。
2人が演じるのは偽装夫婦役。新婚夫婦向けに用意された特典である最高級新居を死守するため偽の結婚生活を送る男女の90日間を描いているという。
大ヒット時代劇『恋慕』(KBS/2021)を手掛けた、ソン・ヒョヌク監督が演出を担当している作品としても注目されている。
復讐代行人3~模範タクシー~(11月)
『復讐代行人3~模範タクシー~』は11月に、『復讐代行人~模範タクシー~』のシリーズ第3弾としてお茶の間に帰還することが予告されている。もちろん主演を務めるのは、第1弾から先頭に立って作品の人気を牽引しているイ・ジェフン。毎シーズン視聴者にとびきりのカタルシスをプレゼントしてきた彼だ。
その他ムジゲ運輸の面々も登場するが、今回は日本人俳優の竹中直人が出演するのだとか。また5月には福岡県で撮影が実施される予定であることも分かっており、これまでにも増して日本の韓ドラファンから熱い視線を浴びる可能性が。
すでに固定ファンが存在する作品で、本国では引き続き安定の視聴率を獲得するとみられている。
(ライター/西谷瀬里)