伊川谷にある定食屋『夏夏』は「天むす」と「豚テキ」の絶品ランチが名物 神戸市
どこか懐かしい落ち着ける雰囲気の定食屋『天結び 豚テキ 夏夏(かか)』(神戸市西区)を訪れ、看板メニューの「天むすび定食」と「トンテキ定食」の人気の秘密を探ってきました。
「夏夏」は西区の伊川谷町にあり、周囲には多くの飲食店がひしめく激戦区。しかし、店主は幼少期からこの場所でお店を開きたいと願っていたそう。居酒屋を経営したあと、コロナ禍を経て約2年前から定食屋としてお店を切り盛りされています。店舗裏に3台分の専用パーキングがあり、赤いコーンが目印。
カウンター席とテーブル席が併設されており、ゆったりとした時間を過ごすことができます。取材日は、山中さんが好きな野球グッズや同店に来店されたスポーツ選手のサイン色紙が飾られていました。
山中さんは幼少期に母親に連れられたお店で食べた天むすびとうどんの美味しさが忘れられず、当時の感動に思いを馳せながら、他店にない”味付きのお米”を使ったオリジナルの天むすびを開発、提供しており、豚テキは自身の好みからメニューに加えたそうです。
まずは「天むすび定食」を試食。ころんと可愛い天むすびは、女性にも食べやすいサイズです。天かすがたっぷり入った細麺のうどんと一緒にいただきます。
天むすびは、お出汁で味付けされたお米で、ザクっと食感の海老天が包まれています。料金を追加すると4個、5個に増やすことができます(天むすび単品は1個 200円)。子どもにも食べやすい大きさで、子連れの女性客に人気なのも納得!年中のお子さんが7個食べたこともあるのだそう。
肌寒い季節にピッタリな温かいうどんは、昆布と鰹の旨味が感じられ、子どもと取り分けていただくのに最適です。定食にはコロッケも付いているのも嬉しいポイント。
続いて「トンテキ定食」です。たっぷりのトンテキに千切りキャベツが添えられており、ご飯、ワカメのお味噌汁、小鉢が付いたセットになっています。タレがしっかりと絡んでいてとても美味しそう!ボリューム満点で、学生や男性会社員に人気のメニューなのだとか。
トンテキをいただくと、食欲をグッと掻き立てる甘口のタレがじゅわり。豚肉は柔らかく、ご飯を何杯でもおかわりしたくなる美味しさでした。大きめのにんにくがアクセント。千切りキャベツをタレに絡めてもとっても美味しい!レタスやキャベツなどは、近隣の畑でお父さんが栽培した新鮮な野菜を使用する日もあるそうです。マヨネーズをのせても絶品でした。
同店は神戸学院大学が近いため、大学生が多く来店しているそうで、今回紹介したメニューのほかにもお腹いっぱい食べられる定食メニューが揃います。筆者は山中さんの人柄やご飯大盛り無料、学生証提示で50円引きなどの様々なサービスが人気の理由なのではと思いました。「老若男女大歓迎です。ぜひ食べに来てくださいね」と山中さんは語っています。
場所
夏夏(かか)
(神戸市西区伊川谷町有瀬543-1)
営業時間
火曜〜金曜日
11:00〜16:00、18:00〜21:00
土曜日
11:00〜16:00
日曜日
11:00〜15:00
定休日
月曜日
駐車場
店舗裏に3台(35・36・65)あります