【自己開示の有効的使い方】聞きづらい話を聞き出すには?【相手のNOをYESに変える ズルい言い換え事典】
聞きづらい話を聞き出す
先に自分の話をすると開示しやすくなる
人に何かを尋ねる際、特に聞きづらい話を尋ねたいときに使うと有効なテクニックがある。
例えば事故に関する話を聞きたいと思ったら「実は自分も若いときに大きい事故にあって…」と先に自分の情報を開示すると相手もオープンに話をしてくれる場合がある。
これは「自己開示の法則」と呼ばれており、いくつかの実験からその信ぴょう性の高さが証明されている。この自己開示の内容はよりプライバシーに踏み込んだ内容を開示する方が、相手もオープンに情報開示してくれる傾向がある。
人のことを知りたいと思ったら、まず自分が一番しにくい話からしてみるといいのかもしれない。
自己開示の有効的使い方
聞きとり調査
アンケートなど、難しい内容の質問のときなどに自己開示を積極的に使うと有効である。
懇親会で親密になる
同僚や上司と深い関係性になりたいときにも自己開示することは効果がある。
【出典】『相手のNOをYESに変える ズルい言い換え事典』監修:齊藤勇