新川でのルアーシーバス釣りで30cm級頭にセイゴが好反応【愛知】ゲストのウグイは良型
10月6日、愛知県清須市を流れる新川へ、リバーシーバスの様子を見に出かけた。
新川でルアーシーバスゲーム
現地に到着したのは午後9時ごろ。メインのルアーはジグヘッドリグで、私の中で実績の高いエコギア熟成アクア活メバルミノー1.6inchのパールシラス夜光に、デコイデルタマジックSV‐51の2.5gの組み合わせとした。
最初にエントリーしたのは清須市役所周辺。橋脚や水門を探るが反応はなく、川を下っていくと下流の水門付近でハクかイナッコの小規模な群れを発見。生命反応がある場所で狙ってみることにした。ジグヘッドをキャストし、カウント1~3の浅いレンジをスローのタダ巻きで探っていく。
するとコンと反応が出てそのままラインを巻いてくると、急に小気味良い引きに変わった。キャッチしたのは15cmほどのかわいいセイゴ。河口から10kg離れた河川で今年もシーバスに出会えたことがうれしかった。
セイゴ連発にウグイも
続けて狙うと同サイズのセイゴが連発。サイズアップを狙うべく少し下流に移動すると、今度の水門から少量だが排水が出ている。ベイトフィッシュもいるので、本流と排水がぶつかってできたヨレの際をダウンストリームにキャストして、カウント2のレンジで引いてくると、手元に魚の重みが乗ってヒット。
エラ洗いでフックを外そうとするが、ロッドティップを下に向けてラインが緩まないように注意しながらリールのハンドルを巻き、30cmクラスのセイゴをキャッチした。
続けて狙うと次は20cmのセイゴでサイズダウン。少し沖の本流筋を狙うと、コンと何か触れてヒット。思ったより重みがないが、やたらと走って元気なファイトを見せてくれる。キャッチしたのは30cmクラスのウグイだった。
その後反応がなくなり下流へと移動するも、ツタやツル、落ち葉などの植物ゴミがやたらルアーに引っ掛かって釣りにならないので、上流へ移動した。次に入ったのはJR東海道本線の橋脚周辺と周辺の水門だ。だがここは水の動きがなく、反応もなかった。
数釣りを楽しんだ
さらに上流の県道190号の橋脚へ。周辺の街灯でできた明暗を狙う。表層でヒットしたのは、20cmクラスのセイゴ。その後は反応がなくなり、午後11時すぎにストップフィッシングとした。
今回大型のシーバスはキャッチすることはできなかったが、都心部の河川でセイゴの数釣りを楽しめた。過去には良型のシーバスもキャッチしているので、私の中では水温が下がる11月末から12月初頭までは、目が離せないフィールドのひとつとなっている。チャンスがあれば再度挑戦していきたい。
<週刊つりニュース中部版APC・戸田英明/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年11月8日号に掲載された記事を再編集したものになります。