【松屋】食っても食ってもチャーシューが出てくる 店舗限定「今治焼豚玉子飯」の満足度がヤバい!
2025年4月15日から、松屋の35店舗限定で、めちゃくちゃローカルなB級グルメの提供が始まった。「今治焼豚玉子飯」だ。
その名の通り、愛媛県今治市のローカルグルメ。今治と言えば地球全域で造船が有名だが……ぶっちゃけ私も造船しかしらない。あとタオル。
「今治焼豚玉子飯」についてググってみると、現地のものと思しき写真を見ることができた。見た感じ、松屋の「今治焼豚玉子飯」は現地のものに忠実だ。これは期待できるのではないか……?
・今治
ということで、提供している店舗へ。
ラインアップは4種類。ノーマルと、恐らく辛いバージョンな「今治辛焼豚玉子飯」、そしてそれぞれに豚汁をつけたセットだ。価格は880円~。
少し迷ったが、ノーマルではなく「今治辛焼豚玉子飯」を食べてみることに。サイズは並盛と大盛があるようだ。
並はともかく、大盛の1580円はなかなか強気な価格設定じゃないか? ようし、ここは大盛にしよう。これが高いのか安いのか、あるいは相応なのかも含め、ジャッジしていこう。
・チャーシュー
ほどなくして出てきたのがこちら。うぉぉ、すげぇボリュームだぞ……。卵が4つだからな。
トップの目玉焼きは絶妙な焼き加減。白身はしっかり加熱されているが、黄身は生だ。券売機の写真でもそうなので、この焼き加減は仕様なのだろう。
目玉焼きをめくると、その下にはチャーシューの層。このチャーシューは、ラーメン屋の薄切りタイプのもの、そのままだ。
さて、オーダーしたのは辛い方なのだが、ビジュアル的に何か辛いことが分かるような具材は入っていないようす。
食べてみると……おぉ、まずご飯に染みている、甘めなチャーシューテイストのソースが来る。その後に、チリッと軽く喉を指す程度の辛さ。
辛いバージョンとはいえ、特に辛いことを特筆するようなものではない感じ。いやむしろ、辛いバージョンでこれなら、ノーマルバージョンはだいぶ甘口かもしれない。
そしてヤバいのがチャーシューの層だ。層が思っていたより厚い。食っても食ってもチャーシューが出てくる。
チャーシューはどこでもそんなに安いものではない。このチャーシュー量を考えれば、大盛の1580円は妥当だ! エクストリームチャーシュー丼、目玉焼き乗せ。
けっこう豪快にチャーシューを食べていかないと、目玉焼きも白米も着きた果てに、ただチャーシューだけを食べることになりかねない。いや、それはそれでいいものだが。
そしてボリュームがマジでヤバい! 私は普段から、定食なら2人前を食べるハイパーメタボ中年おじさん。この「今治焼豚玉子飯」の大盛は、そんな私の胃袋を一発で満たしてきた。ボリュームの面でも1580円の価値はある。
そしてウマさに関しては、議論の余地すら無いものだ! 黄身が生な目玉焼き、凄まじい量のチャーシュー、そしてご飯だぞ。化学的にも絶対美味くなる組み合わせだろう!
ということで、店舗限定で展開している松屋の「今治焼豚玉子飯」。これはとても高い実力を持つローカルグルメだ。近所に提供している店舗があるなら、食べておくべき。
参考リンク:松屋
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.