“下半身不随”の猫→血の繋がらない赤ちゃん猫と接触した結果…まさかの『本物の母子のような行動』に「母性すごい」「可愛くて仕方ないんだね」
YouTubeチャンネル『ちゅー猫チャンネル』に投稿されたのは、保護活動をしている「園長」さん宅で起こった心温まるエピソード。
下半身不随の「なずな」ちゃんが、不自由な体ながらも赤ちゃん猫「ケンタ」くんのお世話を一生懸命する姿に「本当に愛情深い猫さん」「一生懸命にお世話をしようとする姿がかわいくてなりません」などの声が寄せられています。
園長さんに見守られながらのお世話
ある日の園長さん宅。なずなちゃんがケンタくんの体を一生懸命なめて、お世話していたといいます。
下半身が不自由ながらも、なずなちゃんはうまく上半身を動かし、ケンタくんを抱きしめてペロペロ。
まだ目が開いたばかりであまり見えないケンタくんは、時々なずなちゃんと反対方向へ行こうとしてしまうそう。
なずなちゃんは手を伸ばして捕まえようとしますが、万が一引っかいてしまうといけないので、園長さんが側に寄せてあげているとのこと。
ケガなどしないように、しっかり園長さんが見守ってくれている中で安心して子守できているそうです。
子育てがうれしくて大はしゃぎのなずなちゃん
なずなちゃんはケンタくんのお世話ができるのがとっても嬉しくて、ついついゴロゴロと動いてしまうとか。
その行動はとってもかわいらしいのですが、なずなちゃんが動いているとケンタくんが側に寄れません。園長さんと、保護活動の代表さんは「なじゅ(なずなちゃんの愛称)はゴロンゴロンしちゃだめだよ」と優しく伝えたそう。
言葉がわかるのか、なずなちゃんはゴロンゴロンをやめたといいます。ケンタくんは、ジッとしたなずなちゃんの体に乗って満足そう。
本当の親子ではないけれど
なずなちゃんがオヤツを食べ終わり、ケンタくんもお昼寝が終わって、再びなずなちゃんの子守タイム。
ミルクをたくさん飲んだばかりのケンタくんのお尻を一生懸命なめてあげていたというなずなちゃん。おかげで排せつが促されたようで、ケンタくんはしっかりオシッコができたそう。
ケンタくんはへその緒がついたまま外にいたのを保護された子猫。そして、なずなちゃんも別の場所で保護された猫とのこと。
本当の親子ではないけれど、なずなちゃんにはそんなことは関係がない様子。
不自由な体ながらも、嬉しそうに子守を続けるなずなちゃんの姿を見ていると、たくさんのことを教えてもらった気がしました。
なずなちゃんとケンタくんの様子には「母性愛があふれていて、ステキなお母さん」「思うように出来なくても一生懸命お世話をするなじゅ様。優しい表情」などのコメントが寄せられていました。
YouTubeチャンネル『ちゅー猫チャンネル』では「NPO法人府中猫の会」の地域猫活動や保護活動の様子がアップされています。なずなちゃんやケンタくんの様子もたくさんみられますよ。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「ちゅー猫チャンネル」さま
執筆:六花
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。