ミニボートが高波で浸水 上越市の直江津港内で釣りの30代男性2人救助
上越海上保安署によると2025年6月26日午前9時頃、新潟県上越市の直江津港内で釣りをしていたミニボートが高波で浸水し、航行不能となった。乗っていた長野県と岐阜県の30代男性2人は通りかかった作業船に救助され、けがはない。
同署によると、2人は同日午前5時頃、黒井浜から出発し、直江津港防波堤先端近くで釣りをしていた。午前8時頃、風が強まり波も高くなったため引き返したが、JERA上越火力発電所の桟橋近くで船内に海水が打ち込んで半沈状態となり、エンジンも停止して航行不能となった。
2人は通りかかった直江津海陸運送の作業船2隻に手を振って救助され、直江津港漁港区まで搬送された。
《画像:浸水したミニボート(上越海上保安署提供)》
事故当時の天候はくもり、北西の風10m、北西の波0.5m。ミニボートは全長約2.8m、船外機2馬力だった。
同署では「海でのレジャーを楽しむための大原則は天候の確認。季節の変わり目で急変しやすい時期なので、十分に気を付けてほしい」と呼び掛けている。
ウォーターセーフティガイド ホーム( https://www6.kaiho.mlit.go.jp/watersafety/index.html )
《画像:事故現場付近》