リプロネクスト(新潟市西区)、「日本こども未来展」のメタバース会場を制作 閲覧数に応じた寄付の取り組みも
「日本子ども未来展inメタバース」メタバース空間内の美術館(プレスリリースより)
全国の児童養護施設の子ども達が描いた絵画をメタバース空間内に展示する「日本子ども未来展inメタバース」が、12月4日から開催されている。同メタバース空間は、株式会社リプロネクスト(新潟市西区)が制作。ページの閲覧数に応じ、児童養護施設の子ども達へクリスマスプレゼント代を寄付する取り組みも行う。開催期間は、2月13日まで。
「日本子ども未来展」は、一般財団法人日本児童養護施設財団が主催する取り組み。全国612の児童養護施設の子ども達、約3万人が描いた絵を展示する。これまでリアルでの開催のほかオンラインでも開催してきたが、メタバースでの開催は今回が初となる。
メタバース空間内のパリの街(プレスリリースより)
リプロネクストでは今回、エントランスとなる「外国風の子ども部屋」、100点以上の絵画を展示する「ヨーロッパの様式を模した美術館」、「芸術の都パリ」の3つのメタバース空間を制作。
このうち「パリ」は、衛星データを活用し、凱旋門を中心とした冬景色のパリを制作した。同空間では「日本子ども未来展」の入賞作品を展示するなどの演出も行う。
また、期間中に閲覧された回数を算出し、1回の閲覧につき1円をリプロネクストから寄付サイト「あしながサンタ」に寄付するという。
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日本子ども未来展inメタバース