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コロナが1950年代に開発・発売したストーブが「機械遺産」に認定 日本初の加圧式石油ストーブ

にいがた経済新聞

加圧式石油ストーブ「SB型」 画像提供:コロナ

加圧式石油ストーブ「SB型」 画像提供:コロナ

このほど、一般社団法人日本機械学会が認定する「機械遺産」に、株式会社コロナ(新潟県三条市)が1955年に販売した加圧式石油ストーブ「SB型」が認定された。

「機械遺産」は、2007年に日本機械学会の創立110周年を記念して設けられた事業で、歴史に残る機械技術関連遺産を保存し、機械技術に関わる歴史的遺産として次世代へ伝えることを目的とするもの。これまでに126件の機械遺産が認定されており、今回の加圧式石油ストーブの認定は、新潟県内2件目の認定となる。

コロナによると、同社創業者・内田鐵衛氏は安全で安価な軽油を使ったコンロの開発に独学で取り組み、1952年に予熱パイプによる燃料の気化技術を確立。その翌年、無煙・無臭の青い炎で燃焼する加圧式石油コンロを完成させた。

その後、加圧式石油コンロで培った燃料の気化技術を石油ストーブへ応用し、1955年にコロナ瓦斯式石油ストーブ「SB型」を発売した。「ハンドル一つで操作できる操作性や高い安全性から徐々に人気を博し、同シリーズ発売5年後の1960年には、当社の石油ストーブ生産量は全国の約30%のシェアとなるなど、当社石油暖房機の礎となった製品」(プレスリリースより)だという。

なお、機械遺産認定を受けた加圧式石油ストーブは、8月25日以降にコロナの技術開発センター1階ロビーに展示する予定だ。

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