大和市全国県人会連合会 47都道府県そろう 阿波おどりへ協力も視野
大和市全国県人会連合会(長沢牧人会長)にこのほど、47都道府県すべての県人会が加盟したことが分かった。2024年6月時点で41県人会が加盟していたが、今年2月末までに6つの県人会が新たに仲間入りした。
県人会は、同郷の大和市民や各地域にゆかりのある人たちで結成された親睦団体で、市県人会連合会はそれぞれの県人会が集まって組織される。
各県人会は「大和市民まつり」や「やまと産業フェア」など、さまざまな催しに出店し、郷土の名産品などを販売。大和に暮らす郷土の人たちと交流を深めてきた。
連合会では昨年11月、能登豪雨の災害義援金を大和市に寄託したほか、昨年1月の能登半島地震の際にも大和駅前で募金活動を実施、集まった善意を被災地に役立てる活動を行ってきた。
連合会の長沢会長(62)は昨年6月の就任以来、全国にゆかりのある市民との交流などを目指して「47都道府県すべての県人会を連合会に」という目標を掲げ、県人会の立ち上げに奔走。
長沢会長や連合会の役員らを中心につながりのある人たちに声をかけ、会長就任からおよそ9カ月の間にこれまで空白だった京都・奈良・広島・岐阜・香川・滋賀の6県人会が誕生した。
47都道府県が出そろい規模が拡大した連合会の今後について、長沢会長は「これまでの活動を継続するだけでなく、来年50回を迎える神奈川大和阿波おどりと連携して、市内最大級のイベントを支えていければ」と意気込みを語った。
26日に募金活動
連合会では3月26日(水)の午後から、大和駅北口で募金活動を実施する。開始時間は未定。2月26日に岩手県で発生した林野火災の義援金を募る。長沢会長は「ぜひとも皆様のご協力を」と呼びかけている。