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雨でも活気みなぎる 與瀬神社で例大祭

タウンニュース

雨に濡れた急な50段の石段を威勢よく下る神輿

相模湖地域で「権現様のお祭り」として知られる與瀬神社の春季例大祭が4月13日に行われ、多くの人でにぎわった。

この日は朝から雨が降り注ぎ、予定していた稚児行列と子供神輿は中止に。祭りの最大の見どころ神輿渡御も一部ルートを変更、250年以上守り継がれている神輿には雨除けのビニールシートが掛けられた。

與瀬神輿保存會裸神會会長・小峰均さんの「最後の最後まで笑顔で担ぎきることを誓います」の宣誓後、渡御開始。傘を差した参拝客が見守るなか、勾配が60度近い50段の急な石段を「ヤヨー、キヨー」の掛け声と共に威勢よく下っていった。

小峰さんは「悪天候にも関わらず100人を超える担ぎ手が集まった。(私が)大人神輿を担ぎ出して40年、裸神會を発足して35年が経つが、終日雨の渡御は初めてで良い体験ができた。神社の雨はみそぎの雨。浄化されて参加者は皆さん素敵な表情だった」と語った。

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