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【東北・新潟】秋のシーバス釣り場ガイド 青森・宮城・山形・新潟、釣具店が教える有望ポイントとルアー

つり人オンライン

青森・高瀬川、宮城・追波川、山形・最上川、新潟・阿賀野川など、秋の実績ポイントを厳選紹介90cm級も狙える「落ちアユ」パターンや、サーフ攻略のコツ、現地ショップ推奨の必釣ルアーまで、遠征にも役立つ最新情報を網羅。

まとめ◎松本賢治

 

青森・高瀬川河口付近のサーフや馬淵川河口など

個体数の少ないエリアではあるが、初秋ごろが一年で最も数もサイズも出しやすいシーズン。今年はサーフや河川の河口域でのナイトゲームをメインに釣れている。サイズは30〜90cmと幅があるが、タイミングがよければ1人で5尾ほどの数釣りが可能。

ベイトは10〜15cmのカタクチイワシや15〜20cmのマイワシがメイン。エサは食っているがシーバス自体のコンディションは太るほどではないようだ。

徐々に水温が下がり始めると河川からは魚が抜けるのか難しくなるためサーフがオススメ。サーフも難易度は上がっていくが出ればデカい。波気があることからウエーディングは危険。そのため、飛距離を出せるルアーが強くなる。サーフはベイトの回遊が影響してるのかナイトゲームよりも朝夕マヅメに釣果が集中するのも特徴。河口絡みのサーフほど、地形変化と流れの変化、ベイトの寄りもいいことから釣果が期待できる。 (つり具の上州屋新八戸店)


オススメのルアー

ビーチウォーカーウェッジ95S(DUO)

飛距離が出てサーフ向き。ヒラメ用だがシーバスにもいい。ハードコアモンスターショット95(デュエル)

サーフのオススメルアー。ブルーやピンク系に実績あり。ナレージ65(ブルーブルー)

河川ではバイブレーションのただ巻きでレンジを探ろう。サイズは50もオススメ。 

宮城・追波川や名取川、鳴瀬川など

追波(おっぱ)川ではバチ抜け、名取川や鳴瀬川の上流〜中流域では落ちアユパターンで盛り上がる。基本的にはナイトゲームとなるが、落ちアユに関してはデイでも釣れている。落ちアユは例年10月に入ると開幕する。

秋のバチ抜けパターンで釣れるシーバスのサイズはバラバラ。30〜40cmをアベレージにランカーまでまじるため油断は禁物。数が出るかサイズが出るかはタイミングしだい。数が出る時は20〜30尾という大釣りができるため、バチに特化したルアーを使えばビギナーも楽しめるはず。

一方、落ちアユパターンでは70〜80cmと大型ばかりが揃う。90cm台はなかなか出ないが、このシーズンならチャンスはある。数はよくて2、3尾。ビッグベイトを使うアングラーは少数派だが釣果は出ている。雨で降り濁りが入ったタイミングでは特に釣果が期待できる。大きめのミノーをドリフトさせ、ただよう落ちアユを演出してみよう。 (キャスティング泉バイパス店)

オススメのルアー

エンヴィー125(邪道)

バチ抜けで。水面直下をスローにただ巻きするだけでいい。『ばちぃ〜こ』が人気カラー。カゲロウ124F(メガバス)

落ちアユでのドリフトに。飛距離も出て広範囲を探れる。ナチュラル系カラーがいい。ストリームデーモン180(エバーグリーン)

こちらも落ちアユで。140もオススメ。濁り時はチャートが強い。 

山形・最上川や赤川の河口、下流域

今年は、9月中旬に降った雨から落ちアユパターンが徐々に始まり、最上川の河口域、下流域でシーバスの釣果が出た。落ちアユパターンはナイトゲームがメイン。アベレージは60〜70cm。時に90cmクラスも出る。落ちアユサイズにマッチさせたビッグベイトも有効。ダウンで流し込んだり、ドリフトさせるのもいい。少数派だがジャイアントベイトを投げているアングラーもいる。いい時で3、4尾釣れる。

昨年は赤川の落ちアユパターンも調子がよかったようだ。ただ、夜の川原にはクマの出没情報もあることから注意が必要。そのため、デイゲームをするアングラーが増えている。デイでのベイトはマイワシ(15〜18cm)、カタクチイワシ(10cm)、イナッコ(10cm)、サヨリ(15cm)など。河口域、下流域にベイトがいて、60〜70cmのシーバスが釣れる。最上川河口の水深は深いところで7〜8m。ベイトは水面直下から中層より上にいるため、ねらうレンジは深くても2mまででいい。 (つり具の上州屋酒田店)


オススメのルアー

VJ-22 バイブレーションジグヘッド(コアマン)

ロングキャストでディープを探るなら28gも。浅いレンジなら22gが使いやすい。R-32(マーズ)

レッドヘッドやパール系が効く。ジグヘッドは静ヘッド(カルティバ)の12〜16gがマッチする。ショアラインシャイナーZ セットアッパー125S(ダイワ)

飛距離も出て広範囲をサーチしやすい。レインボー系やチャート系がオススメ。ワスプスラローム80S(ピックアップ)

スローなただ巻きで使用。パール系カラーに実績あり。 

新潟・阿賀野川下流、中流域

昨年の落ちアユシーズンは開幕が遅かったが、今年はアユがサビるのが早く9月下旬に、すでに阿賀野川ではシーバスの90cmクラスが釣りあげられており落ちアユパターンが本格化。アベレージとしては60cm台後半〜80cmと大型が揃う。基本的に周年を通じて数は出ないがサイズがいいという特徴がある河川。秋はここへ90cmクラスもまじる。

基本はナイトゲームだがデイゲームでも可能性はあるようだ。ベイト的にビッグベイトも合わせていけるサイズだが、飛距離を出して広範囲を効率よく探りチャンスを増やしたいこともあり、大きめのミノーを使うアングラーが多い。

落ちアユパターンが終盤を迎える11月ごろからは河口付近のサーフでは、カタクチイワシ(約10cm)が接岸する。釣れるサイズは落ちアユパターン同様にデカい。タイミングとしては朝夕マヅメの短時間勝負となる。波気があるほうが釣果は出しやすい。 (つり具の上州屋新潟赤道店)

阿賀野川にオススメのルアー

バレーヌ160FL(アピア)

落ちアユには大きめのルアーをドリフトさせる。カラーはチャート系がオススメ。ウェイキーブー137(ロンジン)

水面系ウエイクベイトも落ちアユ向き。スローに巻き引き波を立て泳がせる。落ちアユカラーもある。ハードコアモンスターショット95(デュエル)

カタクチパターンに。オススメはピンクイワシなど。

※このページは『つり人 2025年12月号』の記事を再編集したものです。

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