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みなとみらい モビリティ拠点が誕生 3月23日まで実証実験

タウンニュース

LIVINGTOWN みなとみらい内に設置された「グリーン・マルチモビリティハブステーション」

みなとみらいに昨年12月末、電気自動車や電動キックボードなどのシェア型移動サービスを提供する新たなモビリティ拠点が誕生した。3月23日まで約3カ月間の期間限定。まちの回遊性向上について実証実験を行う。

実施主体は、(株)アットヨコハマと日産自動車(株)、(一社)ParkLine推進協議会。複合商業施設「LIVINGTOWNみなとみらい」=みなとみらい4丁目=の一角を拠点とし、環境に優しいモビリティを集約させて周辺エリアの移動の利便性向上を図る「グリーン・マルチモビリティハブステーション」を設置した。拠点では、電気自動車(EV)と電動自転車、電動キックボードに加え、時速6Km以下で歩道を走る移動用小型三輪車(トヨタC+walkT/1月中旬から提供開始)を用意。今回の実証実験では、稼働率や回遊性、利用者の満足度などを検証する。

また敷地内には、滞留施設となる「POD」も設置され、休憩スポットとして無料で利用できるほか、スマートフォンの充電などに使える電源が用意されている。PODの営業時間中(9時30分〜17時30分)はスタッフが常駐しており、各モビリティの利用方法を教えてもらうこともできるという。

回遊性の向上目指す

横浜都心臨海部は多くの鉄道路線がある一方、横浜駅や桜木町駅、関内駅などから海側へ向かう「縦軸」の移動手段が少なく課題となっていた。近年市では買い物や通勤通学など、地域の移動手段の一つとして「シェアサイクル」の普及を進めており、拠点となる駐輪場も増えているという。

実施主体の担当者は、ホテルや大学のある立地から、地域住民のほか多くの観光客や学生の利用も想定しているといい「これだけ多くのモビリティサービスが集まった拠点は全国でも珍しいと思う。春節などのイベントとも連携しながら、今回の実証実験を通じて、市内の回遊性向上に役立てていけたら」と話している。

料金は種類や使用時間に応じて電動自転車は30分165円、電動キックボードは15分300円程度。スマートフォンのアプリなどで登録の上、利用できる。詳細はアットヨコハマ公式サイトで。

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