Yahoo! JAPAN

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』ショーランナー、早くも番組の締めくくり方に不安

海外ドラマNAVI

Photo:『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』© 2022 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.

社会現象を巻き起こした大ヒットファンタジー大河ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフとして2022年に幕を開けた『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』。まだまだ物語は始まったばかりだが、ショーランナーのライアン・J・コンダルは同作をどう締めくくるかについて早くも不安を抱いているようだ。

【関連記事】『ゲーム・オブ・スローンズ』原作者が脚色を批判。そんな彼が絶賛するドラマとは?

望むものではなく必要なものを与える

シーズン2リリースに先駆けて英Radio Timesのインタビューに応じたコンダルは、まだ「そこまで先のことは考えていない」としながらも、概して人気シリーズとなると「“着地を決める”(綺麗に終わらせる)ことが実は最も難しい」と認めた。

「それというのも、作品が終わりに近づく頃には、みんなが展開についてこうなるべきという独自のアイデアを抱くようになっているから」と、作品の締めくくりが難しい理由を説明。「それぞれが非常に具体的なアイデアなので、それらをすべて満たすなんてできない。彼らが望むものを与えるのではなく、彼らが必要なものを与えなければいけないんだ。それが脚本家たちにとっての挑戦。望むところだけど、それは確かに僕の心の片隅に潜んでいるね」と、恐怖心がないわけではないことを明かした。

そんなコンダルは、シーズン2を作る過程で、作品をいつどこで終わらせたいかについて「ある程度の明確さ」が得られたとも明かした。しかし、あと何シーズン、何エピソード続けるつもりかは、まだ打ち明ける気はないとしている。

とはいえ、シリーズ終盤だけが特別難しいわけではないと、彼は続ける。「どのシーズンもそれぞれ大変だよ。例えば、シーズン1では本家の後にみんなが関心を持ってくれるようなものを作ることが挑戦だった」

見事、シーズン1を成功させて批評家からも視聴者からも高い評価を獲得したが、その分シーズン2のハードルが上がってしまったようだ。「成功すれば、次はさらに高い期待を抱かせることになる。だからシーズンを重ねていくことは大変なんだ」

8シーズン続いた本家『ゲーム・オブ・スローンズ』も、その結末には賛否両論、様々な意見が飛び交った。すべてのファンを完璧に満足させるのは難しいことだが、それを求められるのも人気作品の宿命と言えるかもしれない。

『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン2はU-NEXTにて6月17日(月)配信スタート。シーズン1と『ゲーム・オブ・スローンズ』全8シーズンは配信中。(海外ドラマNAVI)

【関連記事】『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン3に更新決定!

参考元:英Radio Times

Photo:『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』© 2022 Home Box Office Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office Inc.

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 家づくりでは廊下幅にも注目しよう!平屋に廊下を設置するメリットやデメリットも解説

    リブタイムズ
  2. 本当にイケメンが多いと思う都道府県ランキング!3位 福岡、2位 神奈川を抑えて1位に選ばれたのは…

    gooランキング
  3. 【6月23日プロ野球公示】オリックス・齋藤響介、楽天・ポンセと宋家豪が抹消

    SPAIA
  4. 【黒パンツ】こんなに違うの……!?センスいいって褒められる2024年初夏コーデ

    4MEEE
  5. 【ヘランちゃん家】本場韓国料理がテイクアウトできるお店

    LOG OITA
  6. 鮎(アユ)友釣りオススメ河川ガイド2024:黒川【栃木】アクセス良好の穴場

    TSURINEWS
  7. 本郷三丁目で絶品!海南鶏飯のランチ。『The Kopitiam Hongo』でマレーシアの家庭の味を楽しもう

    さんたつ by 散歩の達人
  8. 漁港でのデイアジングで極豆アジ入れ食い【和歌山】軽いリグのスローフォールが的中

    TSURINEWS
  9. 神戸BALの近くに『saude』っていう「アサイーボウル専門店」ができてる。元町駅から徒歩2分

    神戸ジャーナル
  10. 「深夜にバイト先から帰る高校生の娘。電車賃が足りず駅で〝若めのオジサン〟に...」(神奈川県•50代女性)

    Jタウンネット