居心地良すぎの個性派喫茶店!神戸元町『喫茶 蛙や木琴』でカエルモチーフのグルメを堪能 神戸市
各線元町駅より南西側へ徒歩7分、オフィスやおしゃれなショップが立ち並ぶ栄町通で気になる個性派喫茶店を発見!その名も『喫茶 蛙や木琴』(神戸市中央区)。
最近、喫茶店好きのSNSでじわじわと話題になっている同店。どこか別世界のような雰囲気の空間、そして思わずかわいい!と声が出てしまうメニューの数々…。実際に行ってみると“個性派”の枠を超えた、居心地良すぎのひとときを過ごせました!
ビルの2階にある同店は、穴場スポット的な雰囲気が満載。元町には魅力的な喫茶店が多く立ち並び、はしごをしながら楽しむ喫茶店好きも多いんだとか。
2022年にオープンした同店は、店主の蔵田さんが小さなころから好きだったという「蛙」、そして自らも奏者として携わった「木琴」にスポットを当てた空間。思い切ってドアを開けると、想像以上の異世界感が広がっています!
蔵田さんがかねてより集めていた書籍や雑貨が並んでおり、一つ一つを見ているだけで刺激的。
さらに、同店を開いてから出会った作家さんの作品なども並び、神戸でも類を見ない唯一無二の空間を楽しむことができます。
気になるメニューを見てみると、いくつかの料理の名前の最後に「蛙」の文字。
「蛙って書いてあるメニューは、蛙の形をしていたり、直接「蛙」という字が書いてあるメニューもあるんですよ」と蔵田さん。それは絶対に蛙メニューを選ぶしかないでしょう。この日は人気メニューの「カレー」と「プリン」、そして「ホットコーヒー」をオーダーしました。
『ケロ~ン♪』と幻聴が聞こえるかのように登場したカレーは「ほんまに蛙の形してる~~~っ!」と齢30余年の筆者も大はしゃぎしてしまうかわいさ。
ごろりと入った手羽元はほろほろ食感。さらっとしたカレーソースは優しい味わいが特徴で、隠し味のケチャップも爽やか。これからの暑い季節もさっぱりとおいしく食べ進められそう♪
自身も喫茶店が好きで「プリンは固め派」と語る蔵田さん。蛙が微笑んでいるようにも見えるプリンはしっかりむっちり食感がたまらない!
食べるのがもったいないかわいさですが、夢中で食べ進めているうちに気づけばなくなっていました…(涙)。
コーヒーは元町の人気喫茶店『ポエム』のコーヒー豆を使用しており、すっきりと飲みやすい味わいはカレーにもプリンとも相性抜群。
苦みが穏やかなのでブラックのままでも美味しく味わえるんですが、ネコちゃんの口からミルクが出てくるミルクピッチャーは試さずにはいられませんでした(笑)。
店内では定期的に行われる個展のほか、年に数回音楽や映画にまつわるイベントも開催。個展が行われていないときは店内中央の大きな木琴(マリンバ)を体験することもできるそうなので、何度も通っていろんな楽しみ方をしてみたいです♪
最初はまるで森の中の見知らぬおうちに迷い込んだ気分でしたが、独特な空間と蔵田さんの穏やかな雰囲気にすっかり魅了された筆者。
個性派なのに居心地がいい、そんな不思議な魅力に帰る頃には心の底から「名残り惜しいな~」と本音がポロリ。次回は喫茶店好きの友人を連れて、この異世界への再訪を心に決めました!
場所
喫茶 蛙や木琴
(神戸市中央区栄町通4-2-1 山本ビル 2F)
営業時間
12:00~20:30(L.O.20:00)
※変更の場合あり
定休日
木曜日
※変更の場合あり