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「そうなの?」掃除機のコードにある「黄色テープ」の意外と知らない“本当の意味”

saita

「そうなの?」掃除機のコードにある「黄色テープ」の意外と知らない“本当の意味”

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。最近はコードレスの掃除機も増えていますが、昔ながらのコード付き掃除機もまだまだ健在です。コード式掃除機のコードを引っ張ると黄色のテープが貼ってありますが、これが何のサインか知っていますか? ここでは、掃除機の黄色いテープの本当の意味についてご紹介します。

「これ以上引っ張らないで」は間違い

コード式掃除機のコードには、黄色と赤色の2種類のテープが貼ってあります。黄色の奥に赤色のテープが出現するため、黄色のテープを見ると「もうすぐ出せなくなる」サインのように感じますが、じつは間違いです。
この意味を誤って認識すると、掃除機が劣化したり故障したりするリスクがあります。

黄色いテープは「ここまで伸ばして」のサイン

掃除機のコードについている黄色のテープが示しているのは、「ここまで伸ばして」のサイン。勘違いされやすい、「もうすぐ出せなくなる」の意味とはまるで真逆なんです。
コードを引き延ばさなくても掃除できる場合でも、黄色のテープまでコードを出す必要があります。

黄色まで出さないとどうなる?

掃除機のコードを黄色いテープまで出さずに使うと、電源コードに熱がこもり故障する恐れがあります。
家電製品は基本的にコードを束ねて使用することを前提としていません。そのため、掃除機も決められた長さ(黄色いテープ)まで引き延ばすことで、配線への負担を軽減できます。

赤色は「伸ばせるのはここまで」のサイン

ちなみに、赤色のコードの意味は「ここまで伸ばせる」サインです。
赤色よりも引っ張るとコードに負担がかかりますので、「黄色から赤色の間」まで引き出すよう意識してください。

三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア

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