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真冬の日本海の漁港でロックフィッシュゲームに挑戦【北海道】アイナメ不発もアメマス手中

TSURINEWS

アメマス(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

12月中旬の北海道・日本海側の漁港を舞台に、ロックフィッシュをメインターゲットに釣行しました。今回は普段とは異なり、ロックフィッシュ以外の魚種も顔を見せてくれ、同行者とともに楽しい時間を過ごすことができました。

ロックフィッシュの釣果は厳しい結果でしたが、非常に楽しい釣行となったその様子をお届けします。

回収中に良型のアメマスがチェイス!

急激な気温の低下と、アイナメの産卵が終了したばかりの日本海エリアの漁港。厳しい状況になるのは承知の上で、産卵から回復を図っている良型の個体がいないかシャローエリアをサーチすべく、ワームをキャスト。すると回収中に良型のアメマスが3匹チェイス!

ここは海アメマス・海サクラマスでも実績のあるポイントと、以前釣り仲間から聞いています。本当はロックフィッシュオンリーの予定でしたが…少しアメマスを狙ってみようとのことで、同行者の方からハードルアーを借り、アメマス狙いにチェンジしました。

たまには他魚種を狙った釣りも良いでしょ!ということでほぼ初めてのハードルアーをキャスト。巻き感や弾き抵抗など、ワームにない動きにとても新鮮な気持ちを覚えました。

同行者にアメマスがヒット

今回同行してくれたなおきさんは、YouTubeの動画配信も行っていて、ロックフィッシュゲームを中心に道内で活動中。今季は50cmUPのアイナメを数本仕留めるなど絶好調のアングラー。

<YouTubeチャンネルURL>https://www.youtube.com/@naoki3dayo

なおきさんのYouTubeチャンネル(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

とても気さくな方で仲良くさせて頂いている釣り仲間です。

そんななおきさんもハードルアーにチェンジしてすぐにアメマスをヒット!慎重にドラグワークでいなしてランディング!なおきさんおめでとう!ナイスフィッシュです!

なおきさんがアメマスをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

筆者にもアメマスがヒットするも…

その後はアメマスの回遊を待ってひたすらキャスト。するとなおきさんのロッドがギュンと絞られました。ドラグもかなり出ていて、強烈な走りを見せています。ファイトするなおきさんを横目にランディングの準備。

「青物と同じくらい引く!」とのこと。70cmクラスの大型アメマスがかかったのか?はたまた他の魚種なのか?…と、楽しみにしていたら上がってきたのは、なんと良型のボラでした!

こんなに引いたのには訳がありまして…実はスレ掛かりでした(笑)姿を見た時に2人で「そりゃ引く訳だ!」と話が弾みました。そんな仲間との楽しい会話も釣りのひとつの醍醐味だなぁと改めて感じました。

強烈な引きの正体はスレ掛かりのボラ(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

そんな筆者はというと、なおきさんから拝借したハードルアーを駆使してアメマスをヒット!するもランディング直前でバラし…(泣)「あー!」と声が出て思わず膝をついてしまいました。今回の釣行の筆者はこのアメマスのフックアウトをきっかけに負のスパイラルにハマってしまうのでした…。

推定40cmUPのアイナメヒットも…

アメマスタイムが落ち着き、ここからは本気でロックフィッシュを狙うことに。

この日は西風約8mの強風。リグのコントロールが難しかったのでベイトフロロのタックルオンリーで釣りをします。ここ最近の急な気温低下で活性は悪かったものの、その中でも水温が安定しやすい堤防の基礎ブロックと被覆ブロックの境目など、穴になっているところを徹底的に狙いました。

エコギアのバグアンツ2のボトムバーサタイル、ジャングルジムのビーンズ10gをセッティングして丁寧に隙間を撃っていくと、コン、コン、コン、という小さめのバイト。フッキングを決めると結構な重量感と首振り!「これはなかなか良いアイナメだ!」と確信します。

姿を見せたのでランディングの準備をしていると、まさかのフックアウト…。先ほどアメマスをバラしたシーンと同じように「あー!」と声が出て膝をついてしまいました(笑)

釣りあるあるですが、一度フックアウトすると続くことがありますよね…。寒波の中やっと対面出来そうだった良型アイナメ。気持を切り替えて穴を打ち続けましたが、その後は反応乏しく移動をする事にしました。

ロックフィッシュゲームタックル図(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

移動した漁港ではエゾメバルが登場!

移動した漁港は規模が大きく、手前にブロックがキレイに敷き詰められている地形。先ほどの漁港とプランは変えずに、穴撃ち中心に組み立てる事にします。

船が停泊しており、シェードの要素とハードボトムでロックフィッシュが居着くのには条件が揃っているエリア。もう少し良い時期に来てみたいですね(笑)

しかし、先ほどの漁港とは打って変わって魚の反応は増えてきました。コツコツ…という小さなバイトを捉えてフッキング!やっとの思い出掛けることが出来たのは小ぶりのエゾメバル!

やっと捉えた良型アイナメをフックアウトした冷え切った心が少し温まりました。とりあえず魚の顔を見ることができてよかったです。

エゾメバルが登場(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

最終釣果はエゾメバル1尾

その後も港内のブロック帯の間を丁寧に撃っていくも、魚からの反応は得られず。狙っていたアイナメの顔を見ることが出来ずにストップフィッシングとなりました。

非常に悔しい釣行になりましたが、苦手意識のあった穴撃ち・縦の釣りでアイナメにしっかり口を使わせることが出来たのは非常に大きな収穫でした。

厳しい釣果も収穫はあった(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

また、他魚種の顔を見ることが出来たり、同行者のなおきさんと楽しい時間を過ごせたりと、結果的には楽しい釣行になりました。

これから厳寒期になると越冬モードに入り、アイナメは沖に移動する。もしくは完全に穴に入ってしまう時期になってきます。筆者が冬の運転を大の苦手としているのもあり、雪解けまでの間は釣行頻度がガクッと下がってしまいますが、出来る範囲で活動を継続していけたらと思います。

最後になりますが、体調に気をつけて共に厳しい冬を乗り越えましょう。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

<久末大二郎/TSURINEWSライター>

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