川崎授産学園 4年ぶり開催に喜びの涙 地域つながる音楽サロン
障害者支援施設の川崎授産学園(麻生区細山/横山裕一学園長)で開催している音楽交流サロン「奏」が6月13日、4年ぶりに開催された。音楽やアートを通じて社会貢献に取り組む「ソーシャル・アーティスト・ネットワーク」と同園の共催。
同企画は、地域との交流や同園の利用者の自己表現の場の提供などを目的に、2012年から行われている。
企画に協力する演奏家たちが楽器や歌でオリジナル曲を披露した後は、利用者や参加者らで2曲を合唱。皆で歌えることに、喜びの涙を流す姿も見られた。担当者は「再開できる喜びをじんわりと感じた。障害のあるなしに関わらず、開かれた施設になれば」と思いを語った。