へその緒がついてる『95gの子猫』を保護して3年→現在の様子が……まさかの成長結果に「素晴らしい成長」「ありがとう感動した」と反響続々
無事に3歳の誕生日を迎えた大事な愛猫。かつて保護したばかりの頃は体重も95gしかなく、命の危機に瀕していました。
「生きて!」という想いだけで子猫を懸命に育てた飼い主さんの愛情に、Instagramに投稿された動画は8万回以上も再生され、6700件を超えるいいね!が寄せられています。
生後すぐに独りぼっちになった赤ちゃん猫
2024年の9月に3歳の誕生日を迎えたのは、「ふっか」ちゃんという女の子の猫。3年前、投稿主さんの夫の実家に産み落とされたものの、なぜか母猫にお世話をしてもらえず、独りぼっちで鳴いていたところを保護されました。
赤ちゃん猫だったふっかちゃんは、へその緒もついたままで、体重はわずか95gしかなかったそう。もちろん、人間の手のひらにすっぽりと収まってしまう小ささです。
生まれてからいったいどのくらいの時間独りでいたのか…。頭上ではカラスが様子を伺う中で、ようやく茂みの片隅にいた赤ちゃん猫を発見した投稿主さんは、自宅へ連れ帰り懸命にお世話を始めました。
2~3時間おきの人工哺乳も、「生きて!」という必死の想いで無我夢中に続けたのだとか。その結果、赤ちゃん猫は少しずつ成長を遂げ、まぶたが開き、よちよち歩きもできるようになったのです。
すくすく育って一安心
時には点滴のために動物病院に通ったこともあったそうですが、すくすくと育ってくれたふっかちゃんは、できることもどんどん増えていきました。
子猫らしく無邪気な様子で投稿主さんに甘えてみたり、窓際にちょこんと座って先輩猫と外を眺めてみたり…。高さのあるところに登るなんて、保護したばかりのへその緒がついていた頃には決してできなかったことです。
安心しきった顔ですやすやと眠るふっかちゃんの顔や、おもちゃで楽しく遊べるようになった姿を見るだけで、母猫に代わって育て続けた投稿主さんの胸には愛おしさがこみ上げます。
まさしく、「私の命より大事な、世界で一番愛おしい子」と言える存在にまでなりました。
成長してからはまさかのツンデレ!?
ところが、立派なおとなの猫になったふっかちゃんは、まさかの成長結果を披露することに…。3歳になった現在に至るまで、最も懐いた相手は投稿主さんではなく娘さんなのだとか!
重度の「シスコン」ぶりを見せるふっかちゃんは、投稿主さんに対してはツン多めのツンデレ猫となってしまったようです。
そんな愛猫の成長した姿を見て、「甘やかしすぎて、女王様になってしまった」と笑う投稿主さん。けれども、どれだけツンな態度をとられても、「それもまた良いのだ」と3年間注ぎ続けた愛情はまったく変わらないそうです。
この投稿には、『奇跡の赤い糸に心からおめでとう!!』『ちっちゃなちっちゃな天使がお姫様になりましたね♡』『お母さんの愛を感じます♡』『良かったねいっぱい愛してもらえて!でも、ふっかちゃんが一番頑張って家族みんなに幸せをくれているんだよ〜』など、ふっかちゃんと投稿主さんへ向けた祝福と感動の声が多く寄せられました。
預かりボランティアもしている投稿主さんのお家で暮らす猫たちの日常風景は、Instagramアカウント「ちー」からご覧いただけます♪
ふっかちゃん、投稿主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!
写真・動画提供:Instagramアカウント「ちー」さま
執筆:orion
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。