テンヤタチウオ釣りで入れ食い堪能【福岡・グランデ】当たりエサはキビナゴ
7月8日の中潮。釣り仲間の村上さんと一緒に博多湾のタチウオテンヤに出掛けた。
タチウオテンヤへ出船
午前4時30分に箱崎漁港から出船の遊漁船グランデにお世話になり、港から出船後約15分ほどでポイントとなる能古島周辺に到着した。
朝日が昇り始め、薄明るくなってくるとほかの遊漁船もたくさんいた。
早速、釣り開始。最初はまず定番のグローのカラーから始めることにした。タチウオテンヤは誘刃30g。グローの光が強くかなりの高アピールのカラーだ。エサはイワシとキビナゴのブルーを使用。
1投目いきなりアタリがあるが食い込んでこない。アワセを入れてみるが掛からない。しかし活性は高いようで期待がもてる。
しばらくすると突然、後ろで釣っていた人から「船長、タモ！」という声。船長がタモですくうと指幅6本はあるであろうビックサイズ。船長も「おめでとう！」と祝福。釣った人も大喜びで写真を撮ってもらっていた。
船中続々ヒット
がぜん、みんながやる気がでてくる。前の人もぽつりぽつりと指幅6本くらいのサイズがでている。大きなタチウオが上がると船長も嬉しそうに「おめでとう」と言っていた。
私はというと誘刃の3色のカラーをローテーションと刀刃60gでしっかりと仕掛けを入れて、フラつかないように止めてアタリを取る方法で尾数ではかなり釣っていたのだが、サイズがなかなかでずリリースが続く。その中でも指幅4本サイズくらいまでは釣れていた。
ここで船長がラスト1時間で場所の移動。そこでは数は減るが大物が狙えるとのことだ。
場所の移動後、1投目から大きなアタリ。完璧にアワセを入れるとかなりの重量で、水面に浮いてきたのは指幅6本はある大物。しかし、取り込み直前で痛恨のバラシ。
その後、同船者の村上さんにかなりの強い引きで、慎重に取り込みをして見てみると指幅5本はある大物で「やったー！」と笑顔になる村上さんをパシャリ。
本命の数釣りを堪能
その後も釣れ続け、10時30分の納竿までに私は約40尾釣ることができた。しかし、サイズが上がらずリリースは20尾、最後まで船長のおめでとうは聞けなかった（次回は必ず言ってもらおう）。村上さんもクーラー満タンでご満悦だった。
この日のエサは、イワシもアタっていたがキビナゴの方が食いが良かったような感じだった。
これからの時期、波もなくアタリも多いためファミリーフィッシングとしてもオススメの釣りだ。しかし、暑さはかなりのものとなるのでしっかりと水分、塩分を補給しながら熱中症にならないように注意しながら釣りを楽しんでほしい。
＜週刊つりニュース西部版APC・久松悟／TSURINEWS編＞
この記事は『週刊つりニュース西部版』2024年8月2日号に掲載された記事を再編集したものになります。
