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和の発酵食品は健康にも良く、また旨味や味の深みもあるので多くの日本人が好む食材です。
名古屋市瑞穂区にあるベーカリー「涼太郎」さんは、そんな発酵食品を使ったパンが人気のお店です。

涼太郎さんに公共交通機関で行く場合は名古屋市営地下鉄の「総合リハビリテーションセンター」駅で下車して徒歩約15分です。
涼太郎さんのオーナーシェフはメゾンカイザーで修業されたのちにフランスで更なるご経験を積まれ、帰国後2018年に喫茶店だったスペースに涼太郎をオープンされています。
米麴、麦麴、味噌、みりんなどの和の発酵食品とフランスでのご経験とを融合させた独特のパンは、美味しさアップ必至です。
郊外のお店ですが、こちらも行列のできる人気店となっています。
15分ほど待って入店しました。

入店して、カウンターにずらりと並んだパンの中でも、左端の「クロワッサン・アンティーク」に目が釘付けになりました。
美しい模様と、見るからにサクサク感が伝わってくるルックスに思わずトレーに入れました。

クロワッサンはこの他にもフランス産小麦と発酵バターを使った「フランスのクロワッサン」とオーガニック小麦を使った「クロワッサン・ナチュール」とがありました。

そしてもう一つ、目を惹いたのが「抹茶と大納言のフランス」。バゲット生地にサンドされた大納言が溢れんばかりに顔を出していて、こちらもトレーに入れました。

食パンもあります。「みず穂食パン」は醤油麴、豆味噌、米麹、みりんなどが使われていて、ただの食パンではない奥深いものとなっています。

レジに並んで会計を待っていると、レジ横にこんなショッピングバッグを発見！
一番上はパリのブーランジェリー「Poilane（ポワラーヌ）」、真ん中が「パン・デ・フィロゾフ（神楽坂）」、一番下がパリの伝説パン職人「（エリック）プージョラン」。どれも行ったことがあるので嬉しくなりました。

【購入したパン】

＊クロワッサン・アンティーク

前述の通りクロワッサンは3種類ありましたが、アンティークを選択しました。三重県産小麦にみりん、味噌などが使用されています。そして食べて衝撃、おせんべいみたいなパリっパリ食感と優しい甘さ、めちゃくちゃ美味しいです。

＊抹茶と大納言のフランス（画像右）

大納言がゴロゴロ入っています。抹茶クリームと相俟って、日仏融合の味です。

＊さつまいものパン（画像左）

さつまいもの甘露煮が入った比較的ソフトなパン。胡麻がアクセントになっていて、まるで大学芋を食べているようです。

＊田舎パン

いわゆるカンパーニュですね。このゴツゴツ感がたまりません。こちらも甘酒や醤油麹、みりんなどの発酵食品の効果で香り深く旨味のあるカンパーニュになっています。

＊ぶどうの角食パン

こちらにも味噌や米麹が入っていて風味豊かです。レーズンがぎっしり詰まっています。

発酵食品とフレンチテイストとの融合パンはどれも更なる美味しさアップに繋がっていました。

SHOP INFORMATION
【店名】涼太郎
【住所】愛知県名古屋市瑞穂区彌富町茨山21-1
【電話番号】052-880-4965
【営業時間】10:30~17:00
【定休日】日・月

※写真の商品の種類、価格は、2025年3月現在の情報となります。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗もしくはSNSなどでご確認ください。