【泊まれるスーパー銭湯】池袋サンシャインシティ前にある「タイムズ スパ・レスタ」に泊まってみた
最近は朝まで営業しているスーパー銭湯に泊まることにハマっている。大浴場やサウナで十分疲れが取れるし、慣れてしまえば仮眠室でもぐっすり眠れる。何より予約をしなくていいのが最高だ。その日の気分によって自由に宿泊場所を選べるのが楽しい。
というわけで今回は、池袋サンシャインシティ前にある “都心の大人のスパ施設” こと「タイムズ スパ・レスタ」へ。名前のとおり、駐車場事業でおなじみのタイムズが運営するスパ施設だ。8時30分の退館時間近くまでフル活用してきたので報告したい!
【写真】タイムズ スパ・レスタのリクライニングソファはこんな感じでよく眠れました!
・タイムズ スパ・レスタ
タイムズ スパ・レスタは「サンシャイン60通り」を抜けた先にあるタイムズステーション池袋の10〜12階にある。池袋駅東口から歩いて7〜8分だろうか。公式サイトによると、最寄駅は東池袋駅(2番出口)とのこと。
この日は仕事を終えて20時過ぎに施設に到着。まずはエレベーターで11階のフロントへ。ちなみに3階〜9階は駐車場となっている。タイムズ駐車場の利用者を癒したいという思いで2006年にスパ施設をオープン。2023年2月にリニューアルしたそうだ。
んで、施設の利用は18歳以上限定となる。運転免許取得も18歳以上だからなのかも。おかげで館内は静かで清潔感もあり、ゆったりと過ごすことが可能だ。女性でも安心して利用できる雰囲気ではないだろうか。
・入館料
料金プランは「一般入館」「スピード入館(100分以内)」「プレミアム入館」の3種類。タイムズクラブ会員なら割引価格で利用できる。入会金・年会費ともに無料なので事前に登録しておくのもアリ。
朝まで過ごすなら「一般」もしくは「プレミアム」の2択。プレミアムには専用ラウンジやアメニティなどが付くらしい。しかし私が選んだのは一般入館。タイムズクラブ会員なので平日2650円とのこと。
さらに深夜料金(60分ごと500円・最大2500円)がかかり、トータル5150円となる計算。よりお得に利用するなら平日22時からの「ステイパック」なんかもあるようだ。
入館料にはタオルや館内着のレンタル料も含まれている。スピード入館にもタオルが付いているので仕事帰りでも気軽に利用できるだろう。
・大浴場へ
それでは大浴場へ。男性浴室の主役は露天エリアにある「ホワイトイオンバス」。微細な気泡から発生したマイナスイオンが全身を包み込む。
ほどよい刺激とリラックス効果を与えてくれるそうだ。木の香りが漂うフィンランドサウナ・水風呂・外気浴からの流れで1番人気っぽい。横になれるデッキチェアで冷たい風を浴びてからのホワイトイオンバスは最高だった。
ちなみに内湯エリアにも炭酸泉があるしシュワシュワ系に困ることはない。五右衛門風呂を彷彿させる釜風呂やマッサージバス等もあって心身ともにリフレッシュできる。泊まるつもりなら時間を気にしなくて良いのもポイントだ。
・リラックスラウンジへ
風呂から上がったら「仮眠スペース探し」である。スパエリアは11階で、階段をおりて10階に行くとリラックスラウンジがあるらしい。なお、11階にはプレミアムラウンジ・12階には女性専用のリラックスラウンジもあるようだ。
60分以上のボディケアコースを利用した方のみが入れるコンフォートラウンジ……を通過し、誰でも使える「リラックスラウンジ」を目指した。一般入館で仮眠するならここ1択となるもよう。
リクライニングソファは仕切りがあり、プライベート感を確保できる。シートはほぼフルフラットになるから寝心地も悪くない。全席にコンセントが設置されているのでスマホの充電も可能。壁際の席で休むことにした。
平日ということでそこまで利用者も多くないため、夜中に目覚めることもなく朝までグッスリ。6時過ぎに起きて大浴場に行くと、仕事帰りと思われるホスト軍団がサウナで静かに汗を流していた。都会のオアシスらしい光景である。
・ワーキングスペース等も
館内には他にもワーキングスペースや休憩スペースがあり、フロント付近には飲み放題のデトックスウォーターもあった。また今回は利用しなかったがレストランもあるので長時間利用もアリだろう。
池袋で終電を逃した時や仕事帰りにもうひと頑張りしたい時にも便利。1度使ったら使い勝手の良さを実感できると思う。リクライニングソファのレベルは高いかも。かなり良かったので機会があればぜひ利用してみてほしい。
・今回ご紹介した施設の詳細データ
名称 タイムズ スパ・レスタ
住所 東京都豊島区東池袋4-25-9 タイムズステーション池袋10階〜12階
時間 11:00〜翌8:30
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.