ソースはすべて自家製!毎日食べたい進化系かき氷【ミチツムギ】海を眺める店内飲食予約型の富山・射水のかき氷&焼き菓子店
夏本番を前に、湿気が高く蒸し蒸しした暑い日が続いています。そうなってくると食べたくなるのが、かき氷。さっぱりした甘さとみずみずしさで、蒸しっとした不快感を爽快にしてくれます。
ひと口にかき氷と言っても、かけ放題のシロップをかけまくって舌を赤や青に染めながら食べるようなお祭りの屋台や自宅で手作りするものから、天然氷を使ったふわふわの氷にフルーツやトッピングを合わせたゴージャスなものまでさまざま。近年は専門店も登場し、夏の期間以外にも好んで食べられるスイーツに進化しています。
今回ご紹介するのも、そんなかき氷の専門店のひとつ。富山県射水市の「ミチツムギ」です。
目の前に広がる海を見ながら涼やかなかき氷
店内での飲食はゆっくりできるように完全予約制
「ミチツムギ」があるのは、射水市の足洗潟公園の近く。海沿いを走る国道沿いで、かき氷と焼き菓子が人気の店です。
目の前に富山湾を臨む開放的な眺めをリラックスして楽しんでもらうため、店内での飲食は完全予約制。ゆったりとした時間を過ごすことができます。
そんな「ミチツムギ」に、梅雨の時期にぴったりなかき氷が登場しています。
色の変化も美しい!あじさいをイメージした進化系かき氷
さっぱりレモンのあじさいかき氷 1400円(税込)
ふわふわに削られた氷がこんもりと大きく盛られたかき氷。丸いフォルムもかわいらしいんですが、てっぺんにはティラミスクリームとブルーベリーがトッピングされ、なんともフォトジェニックな印象です。
鮮やかなブルーは、ハーブティーなどで使われるバタフライピーで作ったシロップ。梅雨のこの時期に花をつける「あじさい」をイメージしています。
このままでも美しいかき氷ですが、実はちょっとした仕掛けが。
添えられたレモン汁を上から回しかけると…
青から紫へと色が変化しました!
バタフライピーに含まれるアルカリ性のアントシアニンが、酸性のレモン果汁に反応して色が変化するのです。グラデーションで変わる色合いも、まさにあじさいの花が土壌によって色を変えるのと似ていて、とても爽やかです。
味は甘酸っぱく、爽やかな後味。
さらに食べ進めると…
中から、ぷるぷるのレモンゼリー、ゴールデンキウイが!
見た目は大きなかき氷ですが、最後のひとくちまで飽きることなく食べることができます。
ふわっと食感
季節や旬を感じるメニューで 夏以外も食べたいかき氷
「ミチツムギ」代表の吉野里彩子さんは、埼玉にあるかき氷店「プランピーマニア」で修業した経験の持ち主。ジャリっとした食感を減らし、ふわっとした口当たりのかき氷で、口どけがよく頭がキーンと痛くなりにくいのがポイントです。
桃やぶどう、いちじく、栗など、季節ごとに旬の食材を使って作るソースもすべて自家製。
「かき氷=夏の楽しみ」ではなく、季節に応じてフルーツやソースを組み合わせながら1年中、毎日でも食べることがかき氷なのです。
ミチツムギでは、かき氷のほかに焼き菓子などのスイーツやドリンクも販売。
店内での飲食はゆったりとした空間を楽しんでもらうために完全予約制ですが、テイクアウトでの購入は予約なしでも可能です。店内利用とあわせて味わってみてください。
店舗情報
【氷と焼き菓子 ミチツムギ】
住 所 富山県射水市本江1425
営 業 <店内飲食>完全予約制(予約サイト有)
<テイクアウト>予約不要
定休日 水・木・金曜
電 話 070-7589-9770
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2024年6月19日放送
記事編集:nan-nan編集部